有名人百合系SSまとめ
★有名人系 > BoA× >
┗倖田來未A01
作者:BoAの中身
インターホンが鳴る。
なんとなく、なんとなーくなんだけれど
彼女が来るときはいつもより明るい音に聞こえる。
「はーい」
急ぎ足で玄関へ向かう。
『宅配便です』
ドア越しに聞き覚えのある愛しい声が聞こえた。
声色変えても分かるってば。笑みがこぼれる。
「いらっしゃい  わっ!」
ドアを開けた途端、抱きつかれた。
「と、と、と・・・」
勢いに負けて少し後ずさった。
長いストレートヘア、細いけどしっかりした腕。
間違いなく彼女だ。
「私をお届けにまいりました」
「ん、お世話様です」
まわされた手に力が入る。
「ハンコください」
私の肩口におでこを押し付けながら言う。
「ハンコぉ?」
「うん」
「・・・『コウダ』ってやつ?」
「ううん、そうじゃない そうじゃなくて」
駄々をこねるような言い方が可愛くて笑ってしまった。
「ココにお願いします」
顔を上げると、彼女は自分の唇を指先でつつく。
その仕草に思わず笑ってしまった。
「はいはい」
触れるだけのキスをする。
唇が離れると、また伸びをするように抱きしめられた。
「ものたりないよ」
今日はいつもより甘えん坊な部分が見えるなぁ。
「後でたくさんするからいいじゃん」
子供をなだめるのも大変だ・・・なんて。
「後で?」
「届いたものは開封しなきゃ」
「・・・うん」
照れる彼女を抱きしめたまま後ろ向きに歩く。
後ろ手でリビングのドアを開けた。
「さて、どこで梱包解いてほしい?ソファーの上?ベッドの上?」
彼女を抱きたくてうずうずしている自分に気がつく。
答えが出る前に、彼女の唇を塞いだ。

ごめんね、あたし我慢できないや。

ドアが小さな音を立てて閉まった。
★有名人系 > BoA× >
┣倖田來未B01
作者:不明
『倖田來未.噂の恋人と夜の密会』
『倖田來未の恋人激写』
見たくない文字が並ぶ週刊誌をボーっと眺める。

「事務所が売名と本当のプライベートを隠すマスコミ対策に
わざと流すことになったけど気にしないで」
とは聞いてたけど、それからお互い忙しくて
最近はメールもしてない。
何でだろう‥こんなに好きなのに
電話だってメールだってあるのに
何かが私を止める。
好き過ぎて苦しくて‥
やっぱり 見たくないよ‥こういうの‥
何で?‥くーちゃん‥こんなに不安なのに
なんで くーちゃんからは連絡くれないの?
本当は世間向けの嘘じゃなくてその人と‥
今もその人と会ってるのかな‥
ヤだよ‥くーちゃん
逢いたいよ‥くーちゃん‥
★有名人系 > BoA× >
┗倖田來未B02
作者:不明
ここ最近、BoAチャンと連絡とってない。
電話もメールもしようと思えばできるのに
あの亊が頭から離れない。
数週間前‥移動中の車の中。
半日オフがとれたからBoAチャンに伝えようと携帯をとった。
車が信号で止まり、何気なく窓硝子越しに外を見ると
白いキャップを深めに被った女の子が目に入った。
BoAチャン??!‥
だけど‥私は声をかけられなかった。
だって 隣には男の人が一緒だったから‥。
2人は楽しそうに笑ってた。
その時のBoAチャンの笑顔が頭から離れない。
スタッフかな‥ 友達かな‥ それとも‥
聞けばいい。聞いてみればいいんだけど
正直‥怖い。私たちは女だし‥
やっぱり男の子を好きになるのが自然な亊なのかな‥。
ねぇBoAちゃん‥ 最近連絡くれないのは
その人を好きになったから?
逢いたいよ‥ 逢いたいよBoAチャン‥
★有名人系 > 椎名林檎× >
┗小雪01
作者:百色眼鏡
撮影日初日は、そのヒトの誕生日だった。
「椎名林檎」と名乗るその女性

普段テレビや雑誌、ステージでしか拝見していないのもあって、
和装で髪を結っている彼女が、さらに気高く見えた。
自分よりも2つも下だったというのにも正直驚いた。

彼女の作品への出演依頼は、どんな大作映画より私の胸を躍らせた。渡された本の世界も
・・・とても惹かれるものだった。
「よろしくお願いします」と手を差し出すと「こちらこそ、よろしくお願いします」と
深々と頭を下げた。
彼女の口元に、お歯黒が塗られているのに驚いていると、私の引っ込めかけてしまった手
をしっかり握って、彼女はさらににっこり笑った。
撮影が始まると、ばたばたしてほとんどゆっくり話す暇もなかった。

「お芝居など、観る側で、する側では到底」などと言っていた彼女もカメラが回るとしゃ んとする。
さっきまで、私に「ラスト・サムライ」で、曲を書きますなんて変なこと言って笑わせて
くれていたヒトとは大違いの真剣な面持ち。

憧れていたヒトが目の前にいる。
そんな束の間の幸せは、脆く終わりを告げていく。
撮影がおわれば、私たちはもと共演者という形でしか残らないのだろう。
彼女の足首の鈴がしゃらんとなる度に、
共演者の男性に心なしか嫉妬を感じた。

「貴方は私に 誰になってほしいの・・・・?」
彼女のせりふが、心に香った
「カット」の声がかかり、周囲の安堵のため息と拍手が彼女を取り巻く
人ごみにまぎれて、私は撮影現場である洋館の外へ出た
今日で、終わってしまうんだなぁと・・・・空を仰ぐ


「貴女は私に誰になってほしいの?」
誰ともなくつぶやく。

それに答えるように、
「私は貴女に、私になってほしかった」と後ろから声がかかる

「・・・え?」と振り返ると
衣装のまま、はだしで立っている彼女がそこにいた 。

「林檎さん、風邪ひいてしまう」
あわてて駆け寄り、崩れた彼女の襟元を正すと
袖から伸びる白い腕が私の首に巻きついた。

十一月末の空気は、容赦なく体を冷やしていくのに、
頬が急に熱を帯びていくのを感じた。
「えっ・・・あの・・・」
戸惑う私にふっと身体を離して、眼を合わせる。

燐としたきれいな瞳

「本の中だけではなく、あたしは貴女になりたかったのかもしれません」

言葉の意味を考える暇を与えず開きかけた唇が、彼女の人差し指でふさがれる。
なんて冷たい。指先。

「逢瀬は、後程」
ふわりと、彼女がほほえむ。
どこからか、私たちを呼ぶ声がして
「行きましょう、小雪さん」
手をひかれてスタッフの元へ戻った。


終わりではなく始まりなのだと
指先で伝えてもらえた気がした。
★有名人系 > BENNIE K >
CICO×YUKIA01
作者:不明
「おつかれさまでした〜」

スタッフの声がスタジオに響き渡ったのは夜中の2時過ぎの事だった。時間が早ければこのまま
打ち上げだけれど、さすがに今回は後日だと、スタッフがBENNIE Kの二人に告げる。

「はぁ…疲れた…」

そう言うと楽屋のイスにYUKIがドサッと座った。

「CICOちゃん、疲れてないの?」

いつもと変わらず元気なCICOを見てYUKIが問いかける。

「ん〜?まぁ疲れてるっちゃあ疲れてるけど、まぁ平気やで。いつも元気で居ようって
気持ちやないと、余計に疲れるやん?」

そう言って、CICOがYUKIに笑いかける。

(あぁ、CICOちゃんてすごいな…CICOちゃんがこーゆー性格じゃなかったら、
今のあたしは居なかったと思う…)

YUKIはCICOの性格が好きであり、羨ましかった。そして何より、今まで幾度となく、
CICOの笑顔や性格に助けられた事に、心底感謝していた。

トントン。

楽屋のドアをノックすると同時に、2人がどうぞと言う前に男女5.6人が騒がしく二人の楽屋に入ってきた。
今回PVに参加してくれたメンバー達だ。CICOは楽しそうにメンバー達とワイワイしていたが、YUKIはそれに 構いもせずメイクを落としていた。何か問いかけられれば返事をしてはいたけれど、何せYUKIはそういった状況が あまり得意では無かったし、だから、自分から輪の中に入るとゆう事も滅多になかった。
鏡越しにCICOがメンバー達と抱き合う姿が目に入る。

ズキッ…

YUKIの心の音が変わっていく。
YUKIはこの気持ちが、女性同士でよくある友人を独占したい事からくる気持ちではなく、
また別の感情からくるものだと分かっていた。そして、最近では忙しいこともありCICOとの
コミュニケーションも減り、そういった事が益々YUKIを不安にさせていた。
YUKI自身、自分のCICOに対する気持ちが、単なる友情ではないのだと悟るまでに、
それなりの葛藤があった。今までに男性と付き合ったことも何度かある。
だけど、どれも長続きしなかった。そして恋愛が上手くいかない時、仕事が上手くいかなくて、
もう辞めたいと悩んでいた時、いつだって横にいたのはCICOだった。
どんなに辛くでも、励ましてくれたのはCICOだった。YUKIの横にはずっとCICOが居た。
YUKIに必要なのは、どんな男性よりも、楽しい時も辛い時も一緒に乗り越えてきたCICOだった。
そして、YUKI自身、自分が一番一緒に居たいのはどんな男性でもなくCICOであると自覚していた。
しかし、CICOは自分の事なんてただの仕事仲間にしか思っていないに決まってる。
だからこの気持ちは間違ってもCICO本人に言ってはならないのだと、YUKIは心に決めていた。

「じゃあ、お疲れ様でした…」

相変わらずメンバー達と騒いでいるCICOを尻目に、YUKIはそそくさと楽屋から出て
関係者用出入り口をあとにし、タクシーに乗り込もうとしている時だった。

「YUKIっ!」

聞き慣れた声と足音がこちらへ向かってくる。

「…え?どうしたの?CICOちゃん…」
「ごめん!ちょっと5分だけ待っててくれへん?すぐ来るから!な!」
「あ…うん、わかった…」

そう言うとCICOは楽屋へ走っていき、私服に着替え、2.3分で戻ってきた。YUKIはCICOのこういった面も好きだった。
小さな事かも知れないけど、5分と言いながら、半分の時間で戻ってきてくれる。自分の為に走って、息を切らして。
そんな事を考えてる間に、CICOはすでに乗り込んで、YUKIにタクシーの中から声が掛かる。そしてYUKIが乗り込んだ
ところでCICOが自宅の住所を言う。

「…え、CICOちゃん…引っ越したんだ…?」
「うん。」
「それで…あの、あたしはどうすれば…」
「ん?あ、ああ、今日うちでYUKIと二人だけでささやかな打ち上げやろうと思ってん」
「いや、でも…」
「このスタジオ、偶然やけどうちからめっちゃ近いねん」
「そうなんだ…」
「それに、別に明日オフなんやし、何なら泊まってったらええやん?」
「いいの…?ってゆうか、大丈夫?」
「ぜーんぜんかまへんよ!」

そう言ってYUKIに満面の笑みを返すCICO。

(CICOちゃん引っ越した事すら教えてくれなかった…それにズルイよ…あたしの気持ちも 知らないで…でも、あたしの事、何とも思ってないからこそ、こうやって誘ってくれるん だろうな…それにしてもCICOちゃん家に泊まりにいく事自体、どれ位ぶりだろう…)
★有名人系 > BENNIE K >
CICO×YUKIA02
作者:不明
10分位タクシーに乗っているとCICOが住むマンションの前まで着いた。

「はい、とうちゃ〜く!な?めっちゃ近いやろ?」
「ホントだね」

CICOのいつもと変わらない、楽しそうに話す姿を見て、YUKIの顔からも自然と笑みがこぼれていた。
エレベーターが14階で止まる。マンション自体は大きな造りだけれど、部屋数そのものは
その階には5.6個しかないような感じ。丁度中央あたりまで来たところでCICOが家の鍵を
取り出す。薄暗くて、目を凝らしてようやく見える位だけど、右上の方に、それは恐らく
字の感じからすると「YAMAMOTO」とローマ字で書かれているプレートがある。

(CICOちゃんって、こーゆーとこ意外ときっちりとしてるんだよね…二人の名字が一緒だから、 CICOちゃんちに来ると自分の家に帰ってきたようで、だけどドアの造りが全然違って、何か 変な感じ…CICOちゃんはそんな事思ってないだろうな…山本なんて、どこにもある名字だけど、 そんな些細な事でもあたしは嬉しいんだよ?CICOちゃん…)

開けたドアの横に立ってCICOがさりげなくエスコートしてくれる。中には初めて見る風景。

「はい、どうぞ〜」
「おじゃまします」

CICOよりも先にYUKIが上がる。

「CICOちゃん、部屋は変わっても相変わらず綺麗にしてるね」
「え?そうかな?まぁYUKIに比べたらそうでもないんちゃうかな」
「いや、きれいだよ」
「ほんま?ありがと!ま、とりあえず座って×2!」
「うん…」

YUKIをリビングに座らせるとCICOは台所に小走りで移動していった。

「YUKI〜!」
「んー?」
「ちょっと来て〜!」

よいしょと立ち上がるとYUKIも小走りでCICOの方へ向かった。
冷蔵庫のドアに手を掛け立っているCICO。そしてYUKIが冷蔵庫の前に立った時、一気にドアを開けた。

「じゃ〜んっ!!」
「…ど、どうしたの!?これ!」
「へっへ〜」

そこにはビールからワインまで、あらゆる種類の酒がビッシリ、そして綺麗に並んでいた。

「CICOちゃん、いくらお酒好きでも1人でこんな飲んだら…」
「な〜に言うてんの、YUKIちゃんは。今日の為に買っておいてん」
「すごいね、これは…」
「YUKIさ、みんなでワイワイって、あんまり好きちゃうやん?あたしと二人なら気兼ね
なく飲めるんちゃうかなぁ〜なぁんてね」
「CICOちゃん…」

YUKIはCICOが自分の性格を理解してくれている事、そして何より自分の事を気に掛けていて くれた事が今更ながらではあるけれど、とても嬉しかった。YUKI自らが酒を選んでる間に CICOは更に奥で何かごそごそしている様だったが、とりあえずYUKI一人でリビングに戻る。

「つまみはカロリー控えめでな」

そう言いながらCICOが戻ってくる。本当にCICOはYUKIの全てを分かっているようで。
デビューする前・直後、外見的な事でコンプレックスの塊だったYUKIの気持ちを変えて くれたのもCICOだった。体重が元に戻ってはいけないからと、YUKIが食事に気を遣って いる事もCICOには分かっていたしYUKIもCICOがそれを理解してくれてる事は分かっていた。
だけど、そんな中でも、YUKIの大好物のマシュマロはちゃっかり入ってたりして。

どれ位飲んだだろうか…久し振りの酒で、しかもCICOと二人とゆう事で、 気兼ねする事無く飲んでいたYUKIは泥酔にも近いほどに酔っていた。

「CICOちゃん、相変わらずお酒強いにぇ〜へへっ」
「ちゅうか、YUKI今日飲み過ぎやで。どしたん?」
「え〜?どうもしないじょ〜。えいっ!」
「痛っ!なんで空手チョップやねん!」
「あっはっは!おっかしぃ〜」

今まで見たことのないYUKIの酔い振りにCICOはさすがに今日は泊めるべきだと思った。
そして、ふと二人の間に静かな間が出来る。そんな中、先に口を開いたのはYUKIの方だった。

「ねぇねぇ、CICOちゃん、CICOちゃん」
「ん?」
「今彼氏居ないって言ってたけど、好きな人とかは居ないの?」
「どうやろなぁ〜」
「ねぇねぇ教えてよ〜」

CICOは内心焦っていた。どうにかこの会話を止めなければならないと。

「あんまり年上をからかうもんちゃうよ?」
「え〜ずるい〜!」
「さ〜て片付けでもするかなぁ」

テーブルに転がった空き缶を取って立ち上がりながら台所へ向かおうとしたその時、 服の腰辺りをYUKIが掴んだ。CICOは「ダメだよ、YUKI…」と思いながら目をつぶり 下唇を噛み締める。
それとほぼ同時に平静を装うふりをしながら振り返る。

「なに、どしたん?」
「あたしの好きな人言うから、そしたら、そしたらさ…」

YUKIは今にも泣き出しそうな顔をしていた。CICOは片付けようとしていたゴミを置きYUKIの両肩に手を置く。

「YUKI、今日飲み過ぎやで?それにあたしの好きな人とか聞いてどうするん?」
「聞きたいもんは聞きたいの!」
「なら、先にYUKIから言い。名前を聞く前に先に名乗るってのが礼儀やろ?」
「意味がよく分かんないけど…」

CICOはもう覚悟を決めていた。もう戻れないかもしれないとゆうリスクを分かった上で。
だけど、最後の最後で踏み切れない自分も居て、YUKIに押しつけてしまった自分が居た。
YUKIより6歳も年上なのに情けないと感じつつも。ようやく話し始めたYUKI。
けれど、YUKIは確信を突く所には触れようとしない。

「やだ…言いたくない…」
「そう。なら、うちも言わへん」
「だって!だって…言ったらCICOちゃん、あたしを軽蔑する…」
「せぇへん」
「もう、一緒に居てくれないかもしれない!」
「んなわけないやん。YUKIがどうであっても、あたしにとってYUKIはYUKIや」
「ほんとに…?」

YUKIの目をまっすぐ見つめるCICO。YUKIがふぅっと深呼吸をして息を整える。
その答えを、目線をそらさずにYUKIが口を開くのをじっと待つCICO。

「あのね…あたしが好きな人…女の人なの…」
「うん…」
「軽蔑…しないの…?」
「するわけないやん」

話をするYUKIの声はわずかに震えていて、目からは今にも涙がこぼれ落ちそうになっている。

「それでね…その人、いつも明るくて、あたしが辛い時、いつも一緒に居てくれて…」
「うん…」
「だけど、同性だからいけないって思ってて…」
「そんな事、あらへん」

わずかな沈黙が流れた後、

「CICOちゃん…あたしが好きなのは…CICO…」
「もうええ!もうええよ、YUKI…」
「だって、あたし一番肝心な部分言って…」
「YUKIの言いたい事は、充分すぎる程分かってるから!」

そう、CICOは自分がYUKIから友情以上の思いを寄せられてる事に、もう気付いていた。
けれど、CICO自身、これと言った確信がないままで、どうしようもない思いに駆られていた。
そう、今この時までは…

「YUKI、ビックリせんと聞いて欲しいねんけど」
「うん…」
「さっきは、はぐらかしてもうたけど、うちも好きな人おる」
「…うそ…誰?」

YUKIの目には、より一層涙が浮かぶ。

「今、目の前におんねんけど」

YUKIの目からは何かの線が切れたように大粒の涙がこぼれ落ちた。

「うそだよ…あたしがCICOちゃんの事好きだからって気を遣って…」
「うそちゃう」
「だって、他のメンバーとは抱き合ったり平気でしてるのにあたしには全然してこないじゃん!
絶対うそだ!CICOちゃんなんか嫌いっ!」
「うそちゃうって!」
「嘘つき!やだ!あたしに同情なんかしないでよ!嘘っ…んっ」
YUKIが今にも暴れ出しそうなのと同時に、その唇が塞がれた。上から押さえ込むような荒々しいキス。

「んっ……っ、」

徐々にYUKIの腕から力も抜けて、それと同時にCICOからのキスも、決して無理に唇の中に押し入ろう とはしないものの、全てを包み込むような優しいキスにかわる。
ゆっくりと唇を離した後、CICOは優しく、そして強くYUKIを抱きしめた。

「何とも思ってへん子に、キスなんかせぇへん…」
「うん…」
「それから、さっき他のメンバー達とは抱き合ってたりとか言うてたけど」
「うん…」
「YUKIの事を意識するようになってから、逆に恥ずかしくて…出来ひんかった…」
「CICOちゃん…」

CICOは続ける。

「それからな、うちに来たとき、表札見た?」
「うん…多分、ローマ字で山本って書いてあった…それ見てCICOちゃんって」

話をしようとするYUKIを抱きしめていた自らの体から離し、YUKIの右手を引いて立たせ、 CICOは玄関に向かう。

「…え?ちょ、ちょっと…CICOちゃん…?」

YUKIの問いかけに、CICOは振り返らない。靴も履かないまま勢いよくドアを開けたCICO。
その手にはいつの間にか小さなライトが握られている。そして表札にライトをあて、
そこでようやくCICOが口を開く。

「見て」
「……え?」

そこには「YAMAMOTO」ではなく、「YAMAMOTO's Room」と綺麗に刻まれたプレートが刺さっている。
そしてドアを閉め、ドアの中央辺りにライトを当てるCICO。

「こっちも見て」
「これ…」

ドアには「143」の数字が刻まれていた。

「143 〜YAMAMOTO's Room〜」それが何を意味するのかは、YUKI自身、いや、
BENNIE KであるYUKIとCICOの二人には難なく理解する事が出来て…

そして、CICOはYUKIの手を引いて再び部屋に戻り、二人でソファに座り込んだ。
僅かな沈黙のあと、CICOが口を開く。

「引っ越した事、YUKIに言ってなかったやん?」
「うん…」
「仕事の帰りに不動産屋でな、この部屋偶然見つけてん」
「うん…」
「もうな、運命やって思えてん。せやから、前の部屋すぐに引き払ってここに引っ越して来てん」
「うん…」

いつの間にかCICOの手をYUKIが優しく包んでいた。
「YUKI…うちの事、子供みたいやなとか思ってへん…?」
「そんな事思ってないよ。ただね、あたしがCICOちゃんを想ってる間に、CICOちゃんもあたしの事を
こんなに想っててくれて…それが嬉しくて…だってさ、[YAMAMOTO」じゃなくて「YAMAMOTO's 」でさ、
複数形で、それってあたしも含まれてるって事でしょ?」
「うん、せやで」
「それって、めっちゃうれしいねんけど」

YUKIのぎこちない関西弁に、思わず二人ともプッと吹き出してしまう。
★有名人系 > BENNIE K >
CICO×YUKIA03
作者:不明
そしてまた僅かな沈黙の後、どちらからともなく二人は互いに顔を近づけ、唇と唇が重なる。
先ほどの強引なキスとはほど遠い、優しいキス。唇を重ねたまま、CICOの手がそっとYUKIの肩を撫でる。
手の温もりがそのまま気持ちを伝えてくるようで、YUKIの頭の奥が痺れ始めた。少し呼吸が苦しくなって 僅かに顎を引くと、出来た隙間を縫うようにCICOが舌を差し出してきた。

「……っん…」

CICOの舌先がYUKIの上唇の輪郭を辿るようにゆっくりと滑り、薄く開いた唇の間から 更に中へと押し入ってくる。なのに、不思議と苦しさは感じなかった。自然とソファの 上に崩れ落ちながらも、ゆっくりと衣服越しに重なる二人のカラダ。そしてゆっくりと 離れたCICOの唇に、淫靡さを纏った唾液の艶を見て、YUKIは自身のカラダの熱の上昇を 自覚する。
咄嗟に顔を隠すように、両腕を顔の前で交差させてしまった。

「…どしたん?」
「なんでもない…っ」

そんなつもりはないけど、もう本当に後へは引き返せないのだという事を実感して 怖くもあったし、恥ずかしいけれど、同じくらいの期待もあった。CICOは、どんなふうに 自分に触れてくるのだろう。そして自分は、どんなふうに自身を曝け出すのだろう。

「…CICOちゃん…、その…、やっぱり…」
「悪いけど、止めるつもりはあらへんよ?」

そして、CICOはYUKIの首筋に唇を押し付ける。ちりっ、と小さな痛みが走って、吸われたことが判る。
それと同時に、自由になっていた両手で、服の上から胸の膨らみをそっと撫でる。

「ん…っ」

その声にCICOの頭の奥も痺れてきて。YUKIの上半身の衣服を剥ぎ取るように脱がせた。
YUKIから衣服を奪ったまま、何かを凝視する様に動かなくなったCICOの視線の行方が判って、 下着だけになった自身の上半身を咄嗟に腕で隠す。今までに何度も見たはずの、互いの体。
なのに、状況が違うだけでこんなにも心情までが変わってしまうものなのかとYUKIは思う。
ただひたすら、羞恥心だけが煽られていく。

「CICOちゃん…恥ずかしいんだけど…」
「なら隠さんと、ちゃんと見せてや」

そう言って、CICOはYUKIの両手首を捕らえて左右へと広げる。
そのままYUKIの胸元へと顔を埋め、下着の上から唇を押し付けた。

「…っ」

少し大きく口を開き、含むように吸われて、YUKIの腰が痺れる。下着の上からなのに、生暖かなザラリとした 舌の質感がよく判って、YUKIの体が無意識に強張っていく。掴まれた両手首にも無駄にチカラが入ったせいか、 それに気付いたCICOが左手を解放してくれた。自由になった左手で肩を押されてしまったけど、もちろんそこに 抵抗が含まれてないのはCICOにもよく判った。口で触れるだけでは物足りなくて、YUKIの手を解放したことで、 空いた右の手のひらでYUKIの胸を包み込む。まだ直には触れず、下着の上から、YUKIの胸の頂点を強く押してみる。

「あっ!」

反応があったことがCICOをひどく満足させた。もう片方の胸には唇を押し付けながら、右手で触れている胸の先では 指を強く押してはゆっくりと円を描くように撫で、そしてまた強く押して。

「…んっ、…ん…っ!」

YUKIの下腹部にじわりじわりと襲い掛かってくる痺れたような熱。直接触れられない 事はこんなにももどかしいものだっただろうか。

「…んっ、…は…っ、早くっ…!」

もどかしさに耐え切れず口にした言葉はCICOの耳にはどんなふうに届いただろう。浅ましい女だと思われた だろうか。幻滅させてしまっただろうか。けれど、そんなYUKIの言葉にCICOは快く、いや、むしろ心待ちに していたかのようにあっさりと応えた。下着と素肌の間に中指だけを滑り込ませ、そのまま背中のほうへ伸ばして 下着のホックを外す。胸を覆っていた圧迫感がなくなり、背中に滑ったCICOの指がするりと肩紐を外した。
そこでまた、CICOは動きを止める。目を閉じていても、CICOが見ているものが判って、また体温が上がる。

「……やだ、CICOちゃん…そんなじっくり見ないで…」
「だって…YUKI、めっちゃ綺麗やねんもん」

そんな会話のあと、唇でしか感じたことのなかった生暖かな舌の質感が YUKIの胸の先端へと触れてきた。

「…アッ、…は、ぁ…っ!」

びりびりと、下腹部だけでなく脳の奥まで痺れが広がる。ゆっくりと、丁寧に先を舐め上げ、 そっと啄ばむように吸いあげる。

「…っ、ア…ッ」

弄ぶように舌で先を転がされているのが判る。吸いあげて、噛まれて、舐められて。 不規則に繰り返されることで湧き起こる快感に、込み上げてくる感情の揺れと声。

「…や…、あ…っ、…ん…っ、…は、あ…っ」

次第に呼吸も上がっていく。

「…あっ、…あ、ああ…っ」

思考のコントロールを奪われる。

「YUKI……」

切なげに濡れたCICOの声が聞こえる。やがて、胸を包んでいた手のひらがYUKIのカラダの線を 辿るようにして腰まで滑り落ちる。ただ撫でられているだけなのに、CICOの触れた部分がひどく 熱を帯びていくと同時に、CICOの頭の奥もぴりぴりと痺れていく。履いているジーンズの上から 太腿を撫でられ、内側へと滑ってくる動きに身震いした。
★有名人系 > BENNIE K >
CICO×YUKIA04
作者:不明
「……CICOちゃん…焦らしてん、の…?」

太腿や腰をただ撫でるだけで肝心な場所には手を伸ばしてこないことに、気付いてない ワケじゃない。小刻みになる浅い呼吸の合間に、YUKIは思わず呟いてしまっていた。

「………CICOちゃん、さっき止めないって言ったのって嘘なの…?」

YUKIがそう言った数秒後、CICOは少し強めに歯を起てた。

「…アゥ!」

痛くはなかったけれど、気を抜いていたせいか、その硬質な感触にひどく敏感に反応してしまった。
喉を反らしてCICOの髪の中に手を差し込んだと同時に、腰を撫でていたCICOの手がYUKIのジーンズの ジッパーを引き下ろす。YUKIの意識がそちらへ向くより早く、CICOの両手はYUKIのジーンズの裾を掴み、 この次に起こる事態を予測したYUKIが上体を起こそうとするのを制するように、勢いよく足から引き抜いた。
けれど、YUKIはすぐに恥ずかしくなってすぐに足を閉じてしまう。けれどもCICOはその足を広げYUKIの カラダを覆っていた最後の一枚の中へと滑り込んだ。くちゅ、と、いやらしい水音がした。

「んっ………ひ、ぁ…っ」

熱い吐息と一緒に請われた声に応える様に、CICOはゆっくり、指を上下させる。
慣れない行為からくる緊張のせいでぎこちないその動きは、逆にYUKIのカラダを敏感にさせた。

「…っ、…んっ、あ…っ、んっ」

突然動きが止まり、最後の一枚を脱がせようとしているCICOを見て、少しぐったりしていたYUKIも、 次にCICOが自分に何をしようとしているのかがすぐに分かり、慌てて起き上がる。

「う、わ…っ、ダメ…っ」
「え?」

ぎゅう、とチカラを込めながら膝を閉じられたCICOが頭を上げる。

「そっ、それはダメ! てゆーか、嫌…っ」
「え?YUKI、口でされるの嫌なん? そんなん初めて聞いたけど…」
「ち、違う!そーゆー事じゃなくて…」
「YUKI、あたしはYUKIのすべてに触れたいねん」
「で、でもっ…」

YUKIが今まで同性にはそんな場所を口で触れられた事がないのと同様に、恐らく、 というより絶対、CICOもそんな経験なんてない。YUKIの抱える怯えや羞恥や困惑は、 きっとCICOも感じていて、そしてそれらの表面部分が強すぎてすぐには気付けないけれど、 CICOのそこにはきっと、緊張も孕んでいる。けれど、CICOは自分のすべてを受け入れると、 表現は違えど、確かにそう言ってくれた。その事がYUKIにとってはただ単純に嬉しくて たまらなかった。
そして、こうなって欲しい、CICOちゃんに触れて欲しい。とずっと密かに 望んでいた自分。YUKIはCICOに身も心も全てを捧げようと決めた。そして、YUKIが次の言葉を 発しようとした時、その最後の一枚はとてもすばやく脱がされて、気がつけばCICOの頭は すでにYUKIの秘部まで移動していた。

「んんっ…あんっ…」

ザラリとして生温かいCICOの舌が、YUKIの大事な蕾ををゆっくり、やさしく愛撫する。
周りをゆっくり舐めあげては、蕾にやさしく触れてくる。その不規則さがまた気持ちよくて、 静かな部屋に響き渡る淫らな音にも頭の奥と体が痺れて、反応しているのが自分でもよく分かる。
抑えようとしても出てしまう淫らな声。

「はぁ…っんっ…」

そして、YUKIの意識が飛び始めているのを上目で確認したCICOはそっと、 指を少しずらしてその泉にあてがう。

「…チカラ、抜いててな」

くっ、と空気が緊張を孕む。ごくりと唾を飲み込みながら、CICOは静かに、 蜜の溢れるその泉の奥へと指を挿し入れた。

「ん…、ふぁ…、あぁ…」

CICOの指を受け入れたYUKIの口から漏れた声は、とても艶やかな響きでCICOの耳に届いた。
自身の爪がYUKIを傷つけない様にと思うけれど、昂ぶりだした感情のブレーキがその効力から 逃げ出そうとしているのが判る。顔を移動させ、耳の奥へ息を吹きかけながら、勿論指の動きも 止めないままで、舌で耳の輪郭を辿って甘噛みしてみる。
声を出しながらもびくびくと小刻みに カラダを震わせるYUKIをもう片方の腕で抱きしめながら、自分の心許ない愛撫でも確かに感じて くれていることがCICOの感情をますます煽って昂ぶらせていく。

「YUKI…」
「ん…っあ!」

ぐっ、と、CICOの指先にチカラがこもる。幾らか強く押し入ってこられても、痛みは感じなかった。
それよりも、自分とCICOは今繋がっているのだということがYUKIの感情とカラダにより一層火を付ける。

「ア…ッ、…っ …アッ! …も、もっと…っ」

嬉しい言葉が聞こえて、CICOは自身の感情の赴くまま、更に奥へと押し入った。

「…ア…ッ! …っ、もっとぉ…!」

請われるまま、今度は指を増やしてゆっくりと押し入る。挿入ってくる感覚で幾らか呼吸が 苦しくなるけれど、それすら快感が打ち勝ってYUKIは更に嬌声を上げる。室内に充満する 互いに熱を持った息遣いと淫らな水音に誘導されるように、YUKIの意識がだんだんと 白く濁り始める。

「なぁ、YUKI…イイ?」

我ながら、意地悪な問いかけをしているものだとCICOは思った。
こんな時にそんな質問を するようなヤツは野暮だとずっと思っていたのに、今ならその気持ちも判ってしまう。

「もっと…、もっと奥ぅ…、ひぁ!」

かり、と、硬い何かがYUKIの内側を唐突に刺激した。その箇所を少し強めに刺激すると YUKIは腰だけでなく全身を震わせながらCICOにしがみ着いてきた。

「アッ!」
「ここがええんやろ?」
「…んっ、…や…ぁっ」
「ウソつき、ええんやろっ?」
「…っ、アッ、…アッ!」

乱暴すぎると傷をつけてしまいそうだと思いつつも、湧き上がる熱情に逆らう気持ちも膨らんでいく。
CICOの問いに答えるように、CICOの肩先に額を押し付けながら小刻みに首を上下に振る。

「…YUKI、…YUKI…」

何度も何度も囁いてみた。YUKIの意識が飛び始めているのが近い事を承知で。

「…ん…アッ、…ふっ…、…ん…っあ」

(CICOちゃん…ホントにあたしの全てをCICOちゃんは分かってるんだね…今日初めて CICOちゃんに委ねたカラダ…それなのにCICOちゃんは的確にあたしの感じる場所を 刺激してきて…あたし、身も心も本当に離れられなくなっちゃうよ…)

求められる言葉のままにYUKIの内側へと強く突き上げると、YUKIは堪えきれなくなった ように喉を反らした。

「アアーッ!」

CICOの肩を掴み、指を受け入れながら腰を揺らす。

「ん…、ぅん…っ、は…っ、ア、アッ!」
「YUKI…YUKI…」

反らした喉にゆるく噛み付きながらその名を呼ぶ。

「…イ…ッ、…アッ、ぁん! …イク、…イク…ぅ!」

CICOが指に更にチカラをこめたと同時にYUKIのカラダがびくん!と強張った。
幾らか浮いていた腰が、一瞬ののち、ゆっくりとソファへと落ち着く。

「…はっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ……」

激しい息遣いがCICOの耳にも届けられる。頂点に達して一気にカラダからチカラの 抜けたYUKIが、掴んでいたCICOの肩からも手を離して、ぐったりとソファに沈んでいく。

「…へ、へーき?」

言いながら指を抜かれ、その感覚にまた快感を刺激されながらYUKIはカラダを震わせた。

「…う…ん…」

はーっ、と深めに息を吐き、目を閉じながら乱れた呼吸を整える。なんだか思っていた よりも脱力感が激しく、ソファにカラダを沈めたままでいると、不意に腹のあたりを 撫でられ、思わず目を開けた。

「…ちょ…、CICOちゃん…?」

撫でたのはCICOの手ではなく、舌だった。

「舐めてる」
「…っ」

ちらりと目だけが向けられる。その瞳の奥に見えたのは、敢えて確かめる必要もない、顕著な欲求。

「……ヤリ足りないの?」
「変なとこ直球やなあ。YUKIにもっと気持ちよくなって欲しいだけやん」

すでにぐったりしていたYUKIは、もうそれ以上何も言わなかった。そして両手をCICOに向けて伸ばした。
差し出された両腕を掴まえてソファから引き起こし、そのままYUKIの背中へと腕をまわし、勢いづけて 一緒に立ち上がる。
腰を落としたCICOがYUKIの下半身に抱きつくようにして抱き上げた。

「…わっ…」

抱き上げられる事を予測出来ないでいたYUKIはビックリして目を一瞬大きくさせる。
その表情を見たCICOが喉の奥でクツクツと笑う。

「YUKIちゃん、もう手加減せえへんよ?」

抱き上げられたのに不本意なカンジは微塵も受けなくて、むしろ次への期待に胸が躍っているのを YUKIは感じていた。
ベッドに下ろされ、重力に逆らわずに横たわったYUKIにCICOが覆い被さり、 肩に額を付ける。

「YUKIとこうなれた事、ほんま嬉しい…こんなに可愛くて美人でええ子、うちが独り占め してしまってええんやろか…もう顔も体も性格も全てが愛しくてたまらんよ…」

CICOの言葉を聞いたYUKIは嬉しさと恥ずかしさでいっぱいで、それでも自らのCICOに対する思いを言葉にする。

「CICOちゃん…あたしにとってはCICOちゃんが今までに出会ったどんな相手よりも最高の人だよ?
いつも明るくて、元気でパワーいっぱいって感じで。それでさ、CICOちゃんの周りにはいっつも 人がいて、その人達もCICOちゃん自身にも笑顔が溢れてて。あたし、CICOちゃんの笑顔が大好きで、 なんてゆうか、まるでホントに向日葵みたいな存在でさ…CICOちゃんが居たから今のあたしが 居れるって、ホントそう思うから…」

次々に出てくる言葉とは裏腹にYUKIの顔は先程とはまた違う赤らみを帯びてきている。

「YUKIってほんま、さりげに嬉しいこと言うてくれるよなぁ」

CICOが軽くニヤッと笑うと、YUKIの方からCICOの唇を塞いだ。そのキスには勿論照れ隠しが 含まれていたけれど、CICOは気付かないフリで、嬉しさを噛み締めながら快く受け止めた。

「…ほな、第2ラウンド開始」
★有名人系 > 中島美嘉× >
┗持田香織A01
作者:◇Q2Ur+5p4
ピンポーン

中島の家のインターホンが鳴る。躊躇も無く玄関の扉を開けると、そこには可愛い恋人が立っていた。
「みかちぃ、遊びに来たよっ」
持田香織は中島よりも年下には見えない、純真そうな笑顔を向けて中島に抱きつく。
「もっちー…遅かったねえ」
中島はやや拗ねたように唇を尖らせた。
「ご、ごめんね?その代わりほら、お土産買ってきてるんだ」
持田は手に持った袋を中島に差し出す。それを受け取った中島は顔を輝かせた。
「苺?」
「うん、みかち、苺好きだよね?」
「ありがとう!あがりなよ」

部屋に入り、2人は暫し無言で皿に出した苺を食べ始める。苺は残り、1つだけ。
「最後のいっこ、もーらいー」
白い手を伸ばし、最後の1つを取ったのは――持田だった。
「あ!もっち、最後の1つ!」
「ひーれほー(いーでしょー)」
持田は見せびらかすようにわざとゆっくりと苺を噛む。
「・・・」
中島は無言で持田の手首をひっぱり、顔を近づける。
「?なぁに、みか」
ちぃ、と持田が言い終わらない間に中島は持田の唇を奪う。
「っ、ぁ、はっ…みか、ち」
舌を入れて、味わうように啄ばんでゆく。ようやく持田の唇が解放されたのは結構な時間が経ってからだった。
「最後の1つは、半分こね」
「何それ。みかちぃひどい!」
「そんな真っ赤な顔で言われても怖くないですよーだ」
中島は愛おしそうに持田の髪の毛を撫で、もう一度唇を味わい、

「わ、ちょっと!みかち、ぁっ」
中島の手が、持田の服の中に滑り込む。
「いやだ…ちょっと、やめてっ」
「もっち、顔真っ赤だよ?可愛いなぁ」
そう言われて、真っ赤だった持田の頬が更に朱に染まる。

中島の手が持田の胸を柔らかく揉みあげている。
「やっ、ぁ、みかちぃ、いい加減に…っはあっ」
「あれ?もっちーもしかして、感じてる?」
そう言う中島の顔は、心なしか楽しそうだ。
もともと小柄で力もなく、うまく抵抗出来ない持田は、ただ声を出すしかなかった。
「んっ…はぁ、は…ぁ…」
持田の呼吸が乱れ始める。
「もっちー、気持ち良いの?」
「ちが…っ…ぅ!うぁ…や…ああっ!」
持田が否定し終らない内に、中島の手が持田の下腹部へと伸びた。

「あれぇ、どうしたの?すごく湿ってるんだけど、ここ」
中島が、持田の秘部を下着越しになぞりながら言った。不意に指が淫核に触れる。
「ふ…っ…ぁん…あぁぁあ!」
持田はもう抵抗する気力をなくしていた。中島を押し退けようとしていた腕は、いまや彼女にすがりつく形になっている。
「ふふ、もっちー、ココ好きだもんねぇ」
中島は笑った。その指で、持田の陰核を擦りあげながら。
「あ、あぁっ…んん…っはぁ、はぁっ!はうぅ…」
ひくひくと体をひきつらせながら、持田は喘ぎ続けている。限界が近いようだ。
それに気付いたのか、中島が指の動きを速める。
「ひぃ…っいぁ…やっ!みか、ち、も、だめっ…」
「もっちー、可愛い…」
「んっ、あぁあっみか、ちぃ…っあ…?」
もう少し、というところで突然、中島の手が止まった。

「み、みか、ち?」
「そういえばもっちー、最後の1つ食べたんだから、何かお仕置きしないと」
「え、やだ、ちょっと、」
中島は持田の履いていたズボンに手をかけ、下着ごとスルリと脱がした。
「や、やだ…!恥ずかしい、から…っ」
「もっちー、ココも真っ赤だよ?苺みたいだね」
赤く染まった『苺』――もとい持田の陰核をまじまじと見つめながら持田に囁く。
「や、だ…見ないで…はずかし…」
中島はその言葉を無視して、顔の位置を下腹部に移動させる。
「はあぁんっや、だっだめぇ…っ」
ゆっくりと、丁寧に、溢れた愛液を舐め取るように、中島はそこを舐め始めた。
「み、みかち、そこ、やだ、汚い、からっ…も、やめっ…」
「汚くないよ?もっちーのだもん。それに」
わざといやらしい水音を立てて、持田の秘所を舐める。
「こんなになってるのに…やめてもいいの?」
「…っ、…だ」
「何?聞こえないよ?」
「や、だ…やめちゃ…いや…」
持田のその回答に満足したのか、中島は再度舌を動かす。
「ぁあ…っん、も…だめ…っみか、ち、」
「いいよ、イっても…」
卵の黄身を割らないように舐めるように、中島の舌はやわらかく動いた。
「はっ…あぁああっも…い、くぅうぅっ」
持田の腰が一瞬浮き、意識が霞んだ――

20分後。
「もうありえないっなんでみかちぃはいっつもいっつもいきなりあぁゆうコトを…っ」
「いいじゃん、もっちーだって割とノリノリで感じてたじゃん」
「ぅっうるさいですっ絶対に!次からはやめてよ!」
「次から、てことはまたヤらせてくれるんだ?」
「みかちぃ…っ!」
「お、怒らないで…ごめんってっ」

エンドレスに続く口げんか。2人にとって、それが平凡で、日常で。
「そんなに苺欲しかったの!?実はまだあったんだよ?!」
袋から苺をもう1パック取り出す。
「え?い、いや別にそこまでして――」
「もー苺くらいで子供だなーみかちぃは。はい、あーん」
「…」
持田の指から直接苺を啄ばみつつ、別に苺はただヤるための建前だったのに、と心の中で中島はつぶやいた。
★有名人系 > 堀北真希× >
┣戸田恵梨香A01
作者:不明
真希「……………恵梨香ちゃんってば、思いついたらすぐ動くんだから………ふたりでゆっくり食べたかったな…」

…………………………

真希「……………でも恵梨香ちゃん優しい……私のためにあんなに指切って………」

…………………………

真希「………お味噌汁…………恵梨香ちゃんの飲み掛けの……恵梨香ちゃんが口を付けた………」

…………………………
真希「馬鹿!………何考えてるの私ったら………理性を持つのよ、真希!………」

…………………………

真希「ち、ちょっとだけなら…………一口だけならかまわないよね?………そうよ、味見するためよね……」

…………………………

真希「………それでは………………いただきます…………」


ズズズズー

恵梨香「財布忘れた」
真希「ブーーーーーッ」
★有名人系 > 堀北真希× >
┣戸田恵梨香A02
作者:不明
恵梨香「あたし、今度ドラマに出るんだ。真希も出てたやつ」
真希「楽しみだね。絶対絶対見るね」
恵梨香「オムニバスになってるんだけど、一応、主役だもんね。がんばんなきゃ」
真希「他にはどんな人が?」
恵梨香「んーと、香里奈さんと、さとみさんと、ローサちゃん!あたしが一番年下だよ。負けられないね!」
真希「もう、勝ち負けじゃないよ。恵梨香ちゃんは恵梨香ちゃんらしく頑張ればいいんだよ」
恵梨香「えへへへ、そーだよね」
真希「でも、年上のお姉さん達とドラマか………もしかしたら……………」
……………………………
…………………
…………

恵梨香『初めまして、戸田です!よろしくお願いしまっす!』
香里奈『あなたが恵梨香ちゃん?よろしくね』
ローサ『きゃ〜可愛い〜〜!』
さとみ『分からないことがあった、なんでも私達に聞いてくださいね』
恵梨香『は、はい』
香里奈『でも大変ね。こんな細い身体で……。毎日忙しくしてるのね。かわいそうに……』
ローサ『ローサのお弁当食べる?イタメシ連れて行ってあげるよ?』
さとみ『もう大丈夫ですよ。お姉さん達になんでも言って下さい。ご飯ぐらいなら作ってあげますから』
恵梨香『い、いや、ご飯食べてないわけじゃないっすから……』
香里奈『もしかしてどこか身体が悪いんじゃあ……。かわいそうに……』
ローサ『ローサに任せといて!今ちょっとヨガとかにハマっててね』
さとみ『お医者様には診てもらいました?なんならお姉さん達が診てあげますから』
恵梨香『い、いやいや、そんな……みんなして触っていただかなくても大丈夫っすから…』
香里奈『わかったわ。辛い芸能生活で心を病んでしまってるのね………。かわいそうに……』
ローサ『そうだ!ローサと一緒にドライヴ行こうか?パーッと気晴らしに、ね!女同士で!』
さとみ『お姉さん達に、心にあることを打ち明けて御覧なさい。さぁ、ずっと気が楽になりますよ?』
恵梨香『ほ、ほ、ほんとにそんなんじゃないっすから!』
香里奈『かわいそうに……すっかり塞ぎこんでしまって………駄目よ、素直にならなくちゃ』
恵梨香『す、すなおって??』
ローサ『そーだよ!ローサ的にはいつでも全然OKだから!』
恵梨香『なっ なん、なにがオッケーなんっすか!?』
さとみ『いいんですよ、そういうフラストレーションを抱え込んでいる女優の方って多くいらっしゃいますから』
恵梨香『なんのフラストレーションっすか!』

香里奈&ローサ&さとみ『恵梨香ちゃ〜ん………』

…………………
……………………………

真希「……ダメーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!」

恵梨香「な、なにが!?」
★有名人系 > 堀北真希× >
┣戸田恵梨香A03
作者:不明
真希「恵梨香ちゃん、何読んでるの?」
恵梨香「んんーっとね、東京○ワー」
真希「へぇ、面白い?(恵梨香ちゃん、江國さんとか読むんだ……)」
恵梨香「すっごい面白いよ!なんか、胸がキューンってしちゃう」
真希「私も読んだよ、東京タ○ー。面白かったよ」
恵梨香「さっすが、真希は読書家だかんねー。あたしも負けてられないな!」
真希「もう、だから勝ち負けじゃないって言ってるでしょ」
恵梨香「そうだったそーだった。あははは」
真希「でも東京○ワーって…………………」

………………………………
………………………
……………

恵梨香『すごい………年上の女の人と不倫なんて………』
………………………
恵梨香『なんか生々しいな…………映画も過激だったけど………』
………………………
恵梨香『なんか胸の奥が熱くなってきちゃった…………』
………………………
恵梨香『あたしってば、何考えてるんだろう………』
………………………
恵梨香『……もしかして、興奮してる……? 違う、あたしはそんな……はしたない子じゃないのに……』
………………………
恵梨香『だめ…………身体が………言うことを利かない…………』
………………………
恵梨香『あぁ!………もう…………我慢出来ない…………………!』
………………………
………………
…………

真希「恵梨香ちゃんいけない!いけないよ! 恵梨香ちゃんはその本はダメ!!」

恵梨香「な、なになに!? リリーさんの東京○ワーがどうかしたの??」
★有名人系 > 堀北真希× >
┣戸田恵梨香A04
作者:不明
恵梨香「どう?やっぱりこっちのピンクのワンピの方が似合う?」
真希「うーん、しいて言えば、さっきのフリフリのやつかな」
恵梨香「え〜?真希ってば、自分の好み言ってるんじゃない?」
真希「そんなことないよ、私は凄く客観的に言ってるつもりよ」
恵梨香「そう?なんか真希に言われると、説得力あるんだよね……」
真希「まあ、恵梨香ちゃんはスレンダーだから何着ても似合うけど」
恵梨香「コラコラ、そんな煽てには乗らないから。今日のランチは真希がおごってくれる約束だかんね!」
真希「もう、分かってるって。ほら、結局どっちにするの?」
恵梨香「う〜ん、どっちにしようかなぁ…」

≪真希の脳内≫

恵梨香「どう?やっぱりこっちのピンクのワンピの方が似合う?」
真希「うーん、しいて言えば、さっきのフリフリのやつかな」
(ああ、もう!可愛い……!ここがショップじゃなかったら襲ってるかも……!でもやっぱりさっきのフリルのやつもエロくてなかなか……!)

恵梨香「え〜?真希ってば、自分の好み言ってるんじゃない?」
真希「そんなことないよ、私は凄く客観的に言ってるつもりよ」
(ハァハァ………、やはりフリルかな……なんかこう、小動物的というか……完全に私の好みって言うか……)

恵梨香「そう?なんか真希に言われると、説得力あるんだよね……」
真希「まあ、恵梨香ちゃんはスレンダーだから何着ても似合うけど」
(そう!大事なのは中身よ……!服なんて飾りよ!
でも恵梨香ちゃん、もうちょっと肉をつけたほうがプ二プ二してて抱き心地が……ハァハァ……)

恵梨香「コラコラ、そんな煽てには乗らないから。今日のランチは真希がおごってくれる約束だかんね!」
真希「もう、分かってるって。ほら、結局どっちにするの?」
(そうね、もっと食べさせないと……餌付けして完全に私のモノに……!そうだ、肉!肉を食わせるのよ!
ジンギスカンとかいいかしら……いいえ、生温いわ、やはり牛ね!脂身たっぷりの……!
でも………私がほんとに食べたいのは恵梨香ちゃんなのよ!なんつって!なんつって!
もう、真希ったらほんとにエッチなんだから、キャ!……でも待って、いきなりそういう展開じゃあただの ケダモノだわ……まずはプラトニックに責めて……そうね、外堀から徐々に埋めていくのよ…… うふふ、敵はもう目の前、落城寸前だわ!さぁ!合戦じゃ合戦じゃ!
そうだわ……兵糧攻めとかどうかしら……あえて食料を与えない!いや、駄目だわ……それじゃあ さっきのプ二プ二計画が……やはりここは一気に攻め落とすべきかしら………火計を使う手もあるわね…… それとも和議を結んで……いやいや、それまで兵の気力と理性が持つかしら…… それにしても、敵もなかなか焦らすわね……はっ!まさかこちらの考えを読んで、篭城する気では……!
いけない、城攻めには何倍もの時間と経費と体力が………。ああ、もう!辛抱たまらん!!」

恵梨香「う〜ん、どっちにしようかなぁ…」

真希「恵梨香ちゃん、それ以上の戦いは無意味でござる!」

恵梨香「え?」

真希「ん?」
★有名人系 > 堀北真希× >
┣戸田恵梨香A05
作者:不明
恵梨香「真希ー!あ、ごめんねー、ちょっと遅刻しちゃった。待った?」
真希「…………」
恵梨香「ごめんごめん、ほんとごめんね…………怒ってる?」
真希「…………」
恵梨香「……何か言ってよ」
真希「…………」
恵梨香「なにさ、謝ってるじゃん!」
真希「…………」
恵梨香「言いたいことがあったら言えば!」
真希「…………恵梨香ちゃんのバカッ!」
恵梨香「な、なにさ!」
真希「もう知らない!」


ダダダダダダーーーーー…

恵梨香「行っちゃった……もう!なんなのよ、真希ってば!」

恵梨香「はっ…………もしかして、あたしが遅れて来たから心配してくれたとか……」
…………………
恵梨香「…あたしってば、おっちょこちょいだからいつも真希に注意されてるもんね……」
…………………
恵梨香「そうだよね……すっごい心配してくれてたのに、あんなに軽い感じであたしが現れたら……」
…………………
恵梨香「それなのに、あたしってば逆ギレなんて……マジ自己嫌悪……」
…………………
恵梨香「そうだよ……追いかけて、真希に謝らないと!ごめん、ごめんね、真希………!」
…………………

真希「恵梨香ちゃん、凄く怒ってたな………」
…………………
真希「恵梨香ちゃん…………」
…………………
真希「ステキ…………」
…………………
真希「怒った恵梨香ちゃんってば……凄く野性的っていうか…セクシーっていうか……」
…………………
真希「はぁはぁ……この胸の高鳴り……私ってこういうのにも弱かったんだ……このヘンタイ……」
…………………
真希「もっと叱って欲しい………恵梨香ちゃんに怒られたい!」
…………………
真希「ああ、もう、辛抱たまらん!そうだ……!恵梨香ちゃんのところに戻らなきゃ!」
…………………

恵梨香「真希ー!」
真希「え、恵梨香ちゃーん!」
恵梨香「はーっ、はーっ……、真希!」
真希「恵梨香ちゃん!」
恵梨香「……さっきはごめんね!あたし、ほんと鈍くって……」
真希「え…?」
恵梨香「ほんと、ごめんね真希!このとおり!」
真希「……やめて、そんな謝らないで!」
恵梨香「うん、真希が怒るのももっともだよね……だからほんとこのとおり!」
真希「ううん、違うの!恵梨香ちゃん、お願い!謝らないで!」
恵梨香「…そうだよね、今さら謝っても遅いよね……。でも真希には分かって欲しいんだ!」
真希「謝ってもらっても、私の気持ちが済まないの!」
恵梨香「ううん、真希が許してくれるまで、あたしはずっと謝る!ごめん、真希!」
真希「だから違うの!」
恵梨香「真希、ごめん!」
真希「お願い!私を叱って!!」
恵梨香「へぇ?」
★有名人系 > 堀北真希× >
┣戸田恵梨香A06
作者:不明
真希「今日はいいお天気で良かったね、恵梨香ちゃん」
恵梨香「ん〜、気持ちいいっ!たまには、公園でお散歩もいいよね」
真希「あ、あそこの広場が空いてるよ。あそこでボール遊びしよう」


恵梨香「そんじゃ、いくよー、真希」
真希「いいよ〜」
恵梨香「えいっ!」

ヒュン バシッ

真希「あっ!」

恵梨香「あ、大丈夫、真希?太ももに当たったけど…」
真希「…だ、大丈夫だよ、えへ。ほら、続きやろう」
恵梨香「そう…?じゃ、じゃあもう一回…」

ヒュン バシッ

真希「あうっ!」
恵梨香「だ、大丈夫ホントに?もう止めようか?」
真希「……だ、大丈夫だから……私、ボール遊び好きだから……」
恵梨香「心配だなぁ……。痛かったら、すぐに言ってね?じゃあ、いくよ」

ヒュン バチンッ

真希「あふっ!」
恵梨香「あっ!真希!…………が、顔面直撃だったけど……」
真希「……こ、このくらい大丈夫だって………あはは………」
恵梨香「やっぱりもう止めよう!もう見てられないよ!」
真希「だ、駄目!お願い!止めないで!!」
恵梨香「な、なんでそんなに………」
真希「………………もっと……もっといじめてほしいの…………」
恵梨香「はい?」
★有名人系 > 堀北真希× >
┗戸田恵梨香A07
作者:不明
恵梨香「最近の真希っておかしいよ。絶対普通じゃないよ」
真希「そ、そんな……そんなことないよ?」
恵梨香「ううん、実はずっと前から気付いてたんだ私。 真希ってもしかして、女の子が好きなの?」
真希「ええ……ち、違うよ……」
恵梨香「私に嘘ついたってダメだかんね。図星でしょ」
真希「……う、うん……実は……」
恵梨香「フケツ! 信じらんない! 真希がそんなコだったなんて!」
真希「恵梨香ちゃん違うのっ お願い、聞いて!」
恵梨香「何が違うって言うのよ!? どうせ私のこともいやらしい目で見てたんでしょ!? この変態!」
真希「そ、それは……たしかに変態チックだったかもしれないけど……」
恵梨香「ほら見なさいよ! もう真希とは今までみたいに付き合っていけないね! さよなら!!」
真希「でも違うの! 誤解しないで!」
恵梨香「何が誤解よ!」
真希「女の子だったら誰でもいいって言うわけじゃないんだよ! 
   私は……私は、恵梨香ちゃんじゃないとダメなの! 恵梨香ちゃんだから好きなの!」
恵梨香「……え?」
真希「だからお願い……さよならなんて言わないで…… ……恵梨香ちゃんがいない私なんて、生きている意味が無い!」
恵梨香「……真希……。 ごめん。私には、その気持ち受け止められないんだ……それに……」
真希「それに……?」
恵梨香「実は……私にも、好きな人ができたんだ! 紹介するね、沢尻エリカさん!」
エリカ「ちょっと、誰アンタ? うちの恵梨香になんか用?」 
真希「えええええええええぇぇぇぇーーーーーー?????!!!!」
恵梨香「そんじゃーね♪ ごめんね真希!」
真希「恵梨香ちゃーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!!!!………………」

______  ___________
         V

ガタンゴトン ガタンゴトン……

真希「恵梨香ちゃ〜ん……お願い……行かないで……むにゃむにゃ……」
恵梨香「ちょっと真希、起きて! もう電車着いちゃうよ! 降りなくていいの!?」
真希「えりかさ〜ん、えりかちゃんをつれていかないで……ぅぅ……」
恵梨香「なにそれ……?……しかも寝ながら泣くなんて……なんの夢見てるんだろ……」
真希「う〜ん、恵梨香ちゃん……むにゃ……」
恵梨香「はいはい、どうしたの? 真希」


真希「ずっとずっと一緒にいようね……むにゃむにゃ……」

恵梨香「……」



ガタンゴトン ガタンゴトン……



恵梨香「……うん、そうだね……真希……。

………………………………ずっとずっと……友達だからね!」
★有名人系 > 伊東美咲× >
┗蛯原友里A01
作者:不明
ここはBAR・ミサキーヌ。今日も悩みを抱えた女性がいらっしゃいます……


カランカラン……

美咲「いらっしゃい。ようこそ、BAR・ミサキーヌへ」
友里「しぇんぱい! 私もうダメです! うぅ……」
美咲「あら、友里じゃない。どうしたの?」
友里「ふぇぇ ふぇ……」
美咲「泣いていたら分からないでしょう? 話してごらんなさい」
友里「私、もう女優としてやっていけません! ……自分の演技をテレビで見たんです。でも、あまりの酷さに言葉もでましぇん……」
美咲「そうね、確かに例の深夜のやつはちょっとね」
友里「うわーん、しゃんぱいまでー!  ……私、もう女優なんてやっていけません……しぇんぱいみたいにはなれましぇん……」
美咲「誰でも最初はそういうものよ。気にしてちゃダメよ。 そうだ、ちょっと私が演技指導してあげましょうか?」

友里「え? 本当ですか!」
美咲「ええ。 そうね、まずはポーズを取ってごらんなさい。自分が一番セクシーだと思うポーズを」
友里「はい! えぇっと、こうですか?」
美咲「うん、いいわね。でもそうね……もっと背中を反らして、体のラインを出してみようかしら」
友里「こ、こうですか? しぇんぱい……」
美咲「もっと! もっとエビのように反るのよ! 友里!」
友里「こ、こうですか!」
美咲「もっと! セクシーに! いやらしく!」
友里「いいいいやらしくですか?」 
美咲「次! 声を出してごらんなさい! 一番いやらしい声を!」
友里「はい! あ…あぁぁぁ……」
美咲「いいわ! いいわよ、友里! もっと! もっと私に声を聴かせて!」
友里「こ、これ以上は恥ずかしいですしぇんぱい……」
美咲「馬鹿! これも一流女優への試練よ! さぁ、レッツリピート!」
友里「はぁい! あぁぁぁぁぁぁーーー!!」
美咲「素敵! 素敵よ友里! 私もイクわ! あぁぁぁぁーー!!」
友里「あぁぁぁぁぁーー!!」
美咲「あぁぁあああーーーー!!!!」

[後日]

カランカラン……

美咲「いらっしゃい。ようこそ、BAR・ミサキーヌへ」
友里「うわーん、しぇんぱいの嘘つき! ちっとも変わらないじゃないですか!」
美咲「あら、演技指導するとは言ったけど、上手くなるなんて一言も言ってないわよ?」
友里「うわぁーーーん!!」
★有名人系 > 天海祐希× >
┗瀬戸朝香A01
作者:不明
「あれぇ」


急に声がしてびっくりする。
飲みかけたホットミルクが変なところに入って、思わずむせ返った。程なくして笑い声が近づいて、背中に大きな手のひらが触れる。

「大丈夫?」
「あ、す」

すみませんの代わりに何度か咳込んで、慌ててコクコク頷いて見せる。うっすら涙目で見上げると、天海さんはまた楽しそうに笑い声をあげた。

「まだ寝てなかったんだ」
「眠れ、なくて」
「ふぅん」

言いながら隣の椅子を引いて、いとも当たり前に腰を下ろす。少し、戸惑う。
こんな展開にるとは思わなかったし、そもそも起きてくる事だって予想外だったから。
隣に座った天海さんは軽く目をこすってから、そのままひょいと頬杖をついた。

「もう平気?」
「あっ、はい、もう」

慌てて何度も頷けば、ニッと悪戯っぽい笑みを口元に浮かべて。また背中をさすってくれるから、気恥ずかしくてつい下を向く。

柔らかい沈黙。
膝に置いた両手を眺めながら大人しくさすられるままでいると、そのうち天海さんが思いついたように口を開いた。

「朝香ちゃんさぁ」
「はい」
「それ何?」
「え」
「牛乳?」

訊かれてはっとする。

「すみません、気づかなくて!今──」
「あ、良い良い!違う違う!」

慌てて立ち上がりかけたら手首を掴まれて、ぎょっとなって中腰のまま立ちすくむ。

ど、どうしよう。思ったら、天海さんがゆっくり首を振った。目で促されるまま、またゆっくりと腰を下ろす。

「ひとくち、ひとくち」

手首から離れた手が、ちょいちょいっとテーブルのカップを指さす。私は急いで天海さんの手元にカップを寄せた。

「あの…全部どうぞ」

一口っていったってどうせもう二口三口しか残ってないから。
天海さんが、「わーい」なんておどけながらカップに手を伸ばす。当たり前だけど取っ手がついてるから、自然と口をつけるところも重なる。

カップのふちの同じところに触れて離れるのを、ぼんやりと眺める。それから手元に戻ったカップには、まだ紅茶が残っていた。
思わず隣を見る。

「あの」
「あと一口」

見てたの、気づかれてた?顔がほてってくるのを感じながら、渋る。天海さんが絶対分かってる顔で、悪戯に目を細める。

「ほらほら、冷めちゃう」

楽しそうに言うから。何にも言えなくなる。
べつに多分深い意味なんてない。自分に言い聞かせながら取っ手に指を通す。きっとほとんど同じところに口をつけて、最後のひとくちを飲み干した。

「ごちそうさま」

笑った顔。きれいだなぁと、思った。
立ち上がった天海さんが、小さく首を傾げる。

「まだ起きてる?」
「あ、いえ…そろそろ」
「眠れそう?」

頷くと天海さんもニッコリ頷いてくれたから、なんだか無性に嬉しくなって。にやけてきそうな唇をかんでうつむく。

「じゃあ、枕持っといで」

その言葉があんまり唐突で。またむせそうになる。
枕?
目を見開いてみつめ返しても、天海さんは不思議そうにまばたきをするだけ。

腕枕が良い?」
「え、いっ、いえ」
「でしょう?…あ。私部屋にクッションあったかも。あったあった」
「あの、天海さ」
「それでいっか、ねぇ?良いよねぇ?」
「あ」

手が引かれて思わず息を飲む。しかもそう、カップ、せめて流しに──

「大丈夫!」

まるで見透かしたみたいに。にーって歯をみせて笑って、天海さんがさっさか歩き出す。
慌てて追いかけながらほんの少しだけ握り返した指に、気づかれたかどうかは分からなかったけど、多分。きっと。
★有名人系 > 島谷ひとみ× >
┣国仲・仲間A01
作者:国仲島
ひとみ「涼子ちゃ〜ん!!」

涼子「ひとみちゃーん!!遅いよぉー!!」

ひとみ「ごめんごめ〜ん!収録のびちゃってさぁ〜汗」
涼子「そっかー、お疲れ様!!(ニッコリ)」

ひとみ「(はぁ〜可愛い…幸せだわ)じゃあ、行こっか♪はい、手!!」

涼子「うん!!(ニコニコ)」

2人「キャッキャッwwひっぱらないでーww」

由紀恵「やるわね…あの沖縄娘。……私もだけど。」
★有名人系 > 島谷ひとみ× >
┣仲間由紀恵A01
作者:国仲島
〜ひとぴょんデュエット〜
−仲間さんの場合−

ある日、ひとぴょんは新曲のCDを由紀恵ちゃんの家に持って行きました。

ひとみ「鈴木さんとデュエット曲出したから聴いてみてね♪」

由紀恵「ありがと。また聴くね…。(デュエット!?相手おっさんだし…!!結婚式のドラマの曲じゃない!)」

CDをもらうと、由紀恵ちゃんはみるみる機嫌が悪くなります。

ひとみ「……。(ニヤニヤ)」

それを見てひとぴょんは何やらニヤニヤしています。

由紀恵「?…何でニヤニヤしてるの?」

ひとみ「ん?べっつにー♪」

由紀恵「ちょっとー!!何なのー!?ww」

パサっ!(由紀恵がひとみを押し倒す)

ひとみ「いやーんww」

由紀恵「教えなさいっ!!」

由紀恵ちゃんが上に乗っかると、ひとぴょんは急にセクシーな声で、由紀恵ちゃんの耳元に囁きました。

ひとみ「妬いちゃいや…」

由紀恵「ブーッッ!(※鼻血)」



次の日CDを聴いてみた由紀恵ちゃん。

CD「ふたりでいいじゃな〜い♪」

由紀恵「……いい曲じゃない」
★有名人系 > 島谷ひとみ× >
┗仲間由紀恵A02
作者:国仲島
今日は2月14日。バレンタインというやつだ。
しばらく映画やドラマで仕事続きだった私は1週間ほど休みをもらっていたので、世間の女の子のように「バレンタイン・チョコレート」を着々と準備していた。
きっと世間は「仲間由紀恵はお菓子作り出来なさそう」と思うんだろうけど(笑)
確かに悪戦苦闘したものの、最終的には納得がいくものができた。

昼過ぎになり、前日に用意した手作りチョコレートを綺麗にラッピングし、私は出かける準備をした。



約束の時間よりもだいぶはやく着いてしまった私は、待ち合わせ場所近くの喫茶店に入った。
ここ一帯は静かで隠れ家的なところで、気に入っている。
彼女との待ち合わせは最近ここが多いかもしれない(笑)

落ち着いた店内で、いつものように窓辺の席でコーヒーをすすっていると、窓を「コンコン」とたたく人が現れた。
びっくりしている私を見て、クスクスと笑いながらひとみちゃんが店内にやってきた。

「やっぱりもう着いてる(笑)仲間ちゃんのことだから、もう着いてると思ってさー」

こうやって行動を読まれるのも悪くないなぁ。

「もう(笑)じゃあレストラン行っちゃおうか!」

立ち上がろうとすると、腕をくいっと引っ張られて、イスによろけるようにまた腰掛けた。

少し驚いた私に、顔を近付けて「今日は家においでよ」と小さく囁いた。
★有名人系 > 島谷ひとみ× >
┣仲間由紀恵B01
作者:不明
「なんであんなこと言うの?」
「なにが?」
「Mステのインタビューで、私が『電話しても出てくれない』って言った時」
「あー『女優さんだから…』ってね」
「なんでよ!」
「そんなんで電話して来たの?」
「ごまかしてるっ」
「出てるでしょ、いま」

「…やっぱりまだ涼子ちゃんのこと好きなんだ」
「好きよ。でも『好き』の種類が違うって何度も説明したけど?」
「…」
「涼子には告白して振られたんだから。それからは『親友』」
「…」
「付き合う前にちゃんと言ったでしょ?」
「…でも」
「『1番好きな人は他にいるよ。それでもいいの?』って」
「そーだけど。でも…さみしいよぉ、ひとみちゃん」
★有名人系 > 島谷ひとみ× >
┣仲間由紀恵B11
作者:不明
「バカ!」
「なによ?」
「普通ダブルで予約する?」
「海外だからいいかなーと思って」
「バレバレだったでしょ!フロントの人笑ってたし!」
「まぁいいじゃないですか、初めての旅行楽しもうよ」
「…明日早いからさっさと寝ます」
「えー!?…さみしいわぁ」
「おやすみ」

「…ちょっやめ!ぎゃぁキャッ!!やめー、や、やめてー!!!」
「くすぐったい?フフフ」
「くすぐったいよ!ぎゃー!!!」
「起きろー起きろー」
「お願い…もう寝させてください」
「ダメー」

「ん、んぁ…なに急に?」
「もうこうなったら疲れて寝てもらうから!」
「あっ、じゃあもう1回シャワー浴びてくる」
「いいよもう!」
「あぁ…ダメ、ダメよシャワー…ん、浴びなきゃ…あ、…ひとみちゃん…好きよ」
★有名人系 > 島谷ひとみ× >
┣仲間由紀恵B12
作者:不明
「あぁ…ダメ、ダメよシャワー…ん、浴びなきゃ…あ、…ひとみちゃん…好きよ」

「すごい濡れてるね…シーツにまで流れてるよ」
「…だって…あぁ…久しぶ…り…だし」
「そうだっけ?」
「んぁ…もうひと月…してないよ」
「…じゃ今夜はいっぱいしないとね」
「あぁん…うれしぃ…」

「あぁ…ひとみちゃ…ん…好き」
「私もよ」
「もうダメ…お願い…早くほしい…我慢できない」
「ちゃんとお願いしなきゃだめよ」
「お願いします…挿れて…ください」
★有名人系 > 島谷ひとみ× >
┣仲間由紀恵B21
作者:不明
[ナイスポ発売日の夜]その1

まさかこんなことになるなんて…
旅行のこと、うれし過ぎていろんなとこで話すぎちゃった。
照れかくしに『トラブル続出!』みたいに言ったのも失敗…

あ、由紀恵ちゃんから電話。

「はい」
「出た!」
「出るし」
「(笑)」
「…ごめんね、由紀恵ちゃん」
「えっ? なに?」
「…ナイスポの…」
「読んだの?(笑)」
「マネージャーから渡されたの」

「…なんか私が迷惑してるみたいな内容だった」
「…」
「ほんとに、ごめんね」
「気にしない気にしない! なんくるないさぁ(笑)」
「…だって…私のせいで…変な…こ…と…書かれて…」
「泣くことないでしょ!」
「…だって…」
「私…イヤがってなんかないのよ!」
「わかってるわよ。あんなゴシップ記事に惑わされないの〜」
「…」
「私たちが付き合っていく間に、こんなこと何度も起こるかも。 でもその度に気にしてたら身が持たないと思うの」
「…うん」
「2人のことは2人だけがわかればいいんじゃない?」
「…うん」
「だから、こんなことで凹むなんてバカバカしいよ!」
「うん」
「ずっと仲良くやってこ?」
「うん!」
「復活した?」
「うん、した!」
「じゃ今から会いに行ってもいい?」
「うん!待ってるね」

1本の電話であっとゆー間にご機嫌になれる私って安い…(;・∀・)

まぁいいや。

部屋片付けて、愛しい彼女を待っとこーっと☆*´ω`*☆

☆ひとみ☆
★有名人系 > 島谷ひとみ× >
┣仲間由紀恵B31
作者:不明
こんばんにゃー☆

みんな元気!?

最近の私はね...なんてゆーか恋してます!!
相手は、なんとっ!!仲間由紀恵ちゃん☆*´ω`*☆

びっくりした?
そりゃびっくりするよね(;・∀・)!?
島谷が1番びっくりしてます。

毎日、寝ても覚めても由紀恵ちゃんのことばっかり考えちゃって
ちょっとヤバいかなーなんて思ってます(;・∀・)
まさか自分が女の子に恋しちゃうなんて...ね。

でも、

自分に正直に生きていきたいと思ってるんだ!!
みんなも応援してくれるよね?

お互い忙しくてあんまり会えないけど、
ホワイトデーはデートだぴょん(*´∀`)

どんな1日だったか、またみんなに報告するね!!!!
デートがんばりま〜す☆*´ω`*☆

じゃ、また話聞いてね☆

☆ひとみ☆
★有名人系 > 島谷ひとみ× >
┣仲間由紀恵B41
作者:不明
[春待人]

「ひとみちゃん、2週間以上オフ取れるのいつ?」
「えーっとね、6月はLiveで8月はミュージカルだから…9月かな」
「決定?」
「うん、レコーディングもしばらくないし…どして?」
「また海外旅行しない?」
「いいね!」
「次はイタリア」
「もう決まってるの?」
「ミラノからローマに行くの!イタリアを縦断する感じで」
「…あ、そーなんだ」
「食事もねホテルもいいとこみつけたから」
「…あ、泊まるとこも食べるとこも」
「ベネチアが1番楽しみ〜」
「…私の意見は…」
「ロケで行った時にね、次は絶対2人で来ようって思ってたんだ!」
「…『来たい』じゃなく『来よう』…」
「予約しよっと!」
「…詳しい日にちもわからずに…お風呂入れて来るね」

「いやーひとみちゃんも楽しみみたいで良かった良かった」

ピピピピ…ピピピピ

「電話だよー!!」

ピピピピ…ピピピピ

「ひとみちゃ〜〜ん? 電話ですよ〜」

『着信 涼子』

「あっ…国…」
「ん〜? 携帯鳴ってる?」

「もしもーし、あ、涼子 今? うん大丈夫」
『ふ〜ん大丈夫なんだ。私といるのに』

「明日? ラジオで12時からスペイン坂。その後なら空いてるよ〜」
『私、聞いてないし』

「あ、ヒルズ行きたい! ちょうど買いたいものがあるの」
『彼女の前で堂々とデートの約束ですか?』


あ り え な い


「あーごめんごめん、涼子から電話でさ。お風呂ちょうどいいよ」
「…」
「入れば?」
「…」
「どーしたの? 具合悪いの?」
「…全然」
「…なに? 機嫌悪い…とか?…まさか今の電話!?」
「…別に」
「涼子の電話でしょ〜? フフ、ヤキモチですか由紀恵さん」
「…彼女の前であれはないと思う」
「涼子は親友だって言ってるのに」
「親友でもイヤ」
「…自分だっているでしょ?親友」
「い、いるわよ! 親友くらい…阿部さん…とか」
「…あ…阿部さん…ね」
「もういい」
「ちょっとぉケンカはやめようよ〜お風呂一緒に入る?」
「…いい…1人で入る」


『やっぱりイヤ。親友でもイヤ。時間が出来たらまず私の予定を聞いてほしい!!!!』

「乱入〜〜〜!!!!」

ザッバ〜ン

「きゃっ!!」
「島谷ひとみさんの登場で〜す!!! ホラホラ紅白の司会みたいに言ってみて〜」
「もぉ! 髪がビショビショになったでしょっ、今日は洗わないつもりだったのに」
「タオル取っちゃえ」
「あ〜髪が〜」
「由紀恵ちゃん、髪キレイだよね」
「亜麻色のお姉さんには負けますよ」
「機嫌直しなよ〜」
「…」
「こっちおいで」
「…」
「向かい合っててもしょうがないよ。ほらほら、お・い・で」

『ご、ごまかされないから!』

「はい、抱っこ。『この貧乳が、オレの方がでかいぞ』」
「『う、うるさい上田!!』」
「貧乳カポーだよね私たちww」
「ごまかしてる」
「旅行のプラン…全然私の意見を聞いてくれないからちょっと意地悪しました」
「ちょっと?」
「う〜ん、だいぶ意地悪でした! ごめんなさい」
「どうしてくれよう」
「…お手柔らかに(苦笑)」

「じゃあ、私のためだけに『春待人』歌って」
「ここで!?」
「うん。私を抱きしめたままで、耳元で」
「フフ…いいよ」


春待チワビテ 君想ウ 誰ヨリ アイシテル ずっと…

「愛」求め彩る世界 二人なら 切なさも絆
遠くに離れても声で 抱きしめて 強さをくれた

冷たく澄み渡る空 ほのかなヒカリが射せば
わたしの胸に積もった いとしい気持ち 白く輝く


「この曲好きなの?」
「最初で最後のMステ共演の想い出の曲だもん」
「そっかぁ…そうだったね」
「あの時のひとみちゃん…きれいだった…ピンクの着物似合ってて」
「ありがと」
「…続けて」

春待チワビテ 君想イ はらはら舞い散る花を教える
夢ミルホドニ溶ケル雪 会いたい君だけに光る

ねぇ 君が孤独の中で 震えてる夜があるのなら
もう二度と隠さないでね わたしならそばにいるから

刹那を嘆く春風 こころを揺さぶるときも
信じて待ちつづけるの 紅色に染まる約束


「由紀恵ちゃん、キスしていい?」
「うん…。もう私の前でほかの子と約束しないで」
「もうしない…ごめんね」
「私だけをず〜っと、ず〜っと好きでいて」
「うん、ず〜っと好き」
「ふふふ」
「あ、機嫌直った?」
「直った〜かな」
「んじゃ…ベッドに移動しよっか?」
「歌の続きは?」
「いろんなことの続きはベッドでね★いこ!」
★有名人系 > 島谷ひとみ× >
┣仲間由紀恵B51
作者:不明
[記者会見レポ編]

司会「それでは仲間由紀恵さん・島谷ひとみさんの合同記者会見を開始いたします」

カシャカシャパシャパシャ フラッシュの光を浴びながら会見場である、 某ホテル某間に入場する2人。

仲間「皆さん、本日は仲間由紀恵・島谷ひとみのためにお集り頂きまして 本当にありがとうございます。少しでも多くの質問にお答えしたいと 思っておりますが …お手柔らかに願います(笑)」
島谷「こんにちわ。こんなに大勢の方に集まって頂いて ビックリしています。 質問はなるべくこちら (仲間の方を指す)にお願いします」
仲間「えっっっ???」

場内爆笑


記者「まず、お2人の出会いから教えてください」

仲間「ミュージカルの『スター誕生』の顔合わせでですね」
島谷「それからレッスンと…楽屋が…」
仲間「楽屋が1ヶ月間、同じ部屋でした」


記者「それで急接近(笑)したわけですね」

仲間「私はなんとなく初対面から合いそうだなぁと… あくまで『私は』です」
島谷「私もですよ(笑)」

記者「お2人とも第一印象から良かったと」

島谷「第一印象は『キレイな人だなぁ…』ですね」
仲間「あらっそんなの聞いてないですけど?」
島谷「いま初めて言いました」


記者「島谷さんの方はひと目惚れという感じでした?」

島谷「う〜ん…でもまぁそれに近いと思います」
仲間「ほんとにっ!? 初耳だわ…」
島谷「そんなこと言わないですよ(記者に向かって)ねぇ?」


記者「(笑)仲間さんはいかがでした?」

仲間「私は…あのぉ毎日楽屋で挨拶替わりに『なんか面白いこと 言って』 って言ってたんですが、すごく困った顔 するんですよ。 それが…かわいい人だなって」


記者「『かわいい』が『好き』に変わったのはいつ?」

仲間「えーっ…いつだろう…千秋楽の前日、 もう会えないのかなと 思ったら寂しくなってました」
島谷「ほほぉ」
仲間「私だけ?」
島谷「私もですよ」
★有名人系 > 島谷ひとみ× >
┣仲間由紀恵B52
作者:不明
記者「正式なお付き合いが始まったきっかけと時期は?」

島谷「きっかけは焼肉の日かな?」
仲間「そうですね」


記者「焼肉の日?」

仲間「私が焼肉を食べに行きましょうよとお誘いして」
島谷「美容院の予約をしているので無理ですってことで お断りしたんですけど」
仲間「『来なきゃ絶交よっ』って」
島谷「食事の時はマネージャーさんもいて… その後2人でゆっくり話をして」


記者「どんな?」

島谷「なんでそんなに無理なこと言うのかってことを(笑)」


記者「で、仲間さんは」

仲間「『好きだからに決まってるでしょ!!』…と」

会場爆笑

記者「それはなんとも上から目線な告白ですね。 島谷さんはなんと?」

島谷「『だったらしょうがないね』と言った気がします。 ビックリしてよく覚えてません(笑)」


記者「それでお付き合い開始」

島谷「それがそうすんなりとは(笑)」
仲間「そうでしたっけ?(笑)」


記者「まだ何か?(笑)」

島谷「私が涼子と…国仲涼子さんですが、付き合ってるのではないかとこちらの方が疑ってまして」
仲間「それぐらい仲良かったから」


記者「実際はどうなんですか?」

島谷「涼子は親友です。上京して初めて出来た友だちでもありますし、 お互い励まし合って今日まできた大親友です!だから、今回のことも涼子が1番喜んでくれてるんですよ」
仲間「私がわるうございました」
島谷に深々と頭を下げる仲間
島谷「面をあげい」

会場笑い
★有名人系 > 島谷ひとみ× >
┗仲間由紀恵B53
作者:不明
記者「お互いなんと呼び合ってるんですか?」

島谷「『仲間さん』ですね」
仲間「『島谷さん』」


記者「ホントですかっ!? 名字で?」

仲間「ウソです。お互い下の名前です」


記者「恐縮ですが、ここでいつものように呼び合って いただけますか?」

仲間「そ、それは勘弁してください!」
島谷「なにかの拍子にポロッと出るかもしれないので お待ちください(笑)」


記者「今後のご予定をお聞かせください」

仲間「ロスに同性同士の結婚式ができる教会があると聞きまして 下見に行ったんですが…」


記者「ロス旅行は教会の下見だったんですかっ!?」

仲間「そうですね」
島谷「誰も知らないですよ。 完全に内緒にしときましたから(笑)」

会場ざわめき


記者「では現在婚約中ということでよろしいですか?」

仲間「よろしいかと思います」
島谷「そうです(仲間と見つめ合い)ね」


記者「こういった場合、婚約指輪はどちらから渡すん でしょうか…」

仲間「半分ずつ出し合いましたよ」
島谷「お互いに贈り合いましたね」


記者「恐縮ですが、見せていただけますか?」

2人「これです」

一同ためいき


記者「…差し支えなければおいくらぐらいの…」

島谷「それは内緒です」
仲間「お給料の3ヶ月分…以上はしますね」
島谷「私たちそんな高給取りじゃないですから」

司会「では時間になりましたので、終了させて頂きます。 本日はありがとうございました」


記者「仲間さん、島谷さんお幸せに!!」
★有名人系 > 島谷ひとみ× >
┣国仲・仲間C01
作者:不明
涼子「ひとみー!遊びに来たさぁー!」
ひとみ「もう……来る時はあれほど事前に電話してって言ってるでしょう?」
涼子「ひとみー、ベッド借りていいね?仕事あるから、10時には起こしてね!」
ひとみ「もう…シャワーも浴びないで……。休む前にはきちんとお風呂に……」
涼子「スカー……zzzz」
ひとみ「もう……人の話を聞かない子なんだから……」

プルルルルルル

由紀恵『もしもし!ひとみ!旅行行くぞ!今から!』
ひとみ「もう……そういう旅行は事前に電話してってあれほど……」
由紀恵『だから今電話してる!さぁ!行くぞっ!』
ひとみ「もう…ホテルも決めないで……。せめて英語が分かるようになってから……」
由紀恵『じゃあ成田で!』

ピッ

ひとみ「もう……人の話を聞かない子なんだから……。 ええと、とりあえず、涼子を起こして、
 服をスーツケースに詰めて、それから……… あっ そうだ、今日は歌のレッスンがあったんだわ〜。
 こうしちゃいられない、行かないと………… 行ってきま〜す」

バタンッ

……………………………
★有名人系 > 島谷ひとみ× >
┗国仲涼子C02
作者:不明
ひとみ「ごめん、ごめんね涼子……。私が起こさなかったから……」
涼子「なんくるないさぁ、ちょっとドラマ降ろされかけたけど、島んちゅはそんな小さなこと気にしないから!」
ひとみ「お詫びに、今日は私は何か作ってご馳走するね。何が食べたい?」
涼子「えーっとね、やっぱゴーヤかなぁ。ひとみ特製ゴーヤチャンプルーが食べたい!」
ひとみ「うん、分かった。じゃあお買い物行って来るから部屋で待っててね」


ひとみ「お買い物〜お買い物〜♪今日はゴーヤチャンプルだ〜♪ あ、由紀恵ちゃん…」
由紀恵「あー!昨日はなんで来なかった!?」
ひとみ「ごめんねごめんね……。うっかりしてて…」
由紀恵「まあ、島んちゅは小さいことは気にしないからいいけど。 そうだ、代わりに今日は夕食に付き合って。付き合え」
ひとみ「えぇ!また突然……」
由紀恵「大丈夫、もう予約してあるから!」
ひとみ「会う前から予約してるなんて……どうせまた一時間前には来るんでしょ…」
由紀恵「じゃあ待ってるぞー!」



ひとみ「もう、ほんと大らかというかボケボケしてるというか……… あ、ワンちゃんがいる!かわいい〜。
 ………そういえば、実家のうちのコは元気かな……最近、広島帰ってないけん……。 そうだ、今日は久々にお好み焼き食べようっと! え〜と、広島風お好み焼きの店は、っと………あったあった! 亜麻色の〜お好み焼きが〜♪」


………………………………
★有名人系 > 島谷ひとみ× >
┗国仲・仲間D01
作者:不明
国仲「今日ひとみの部屋泊まりに行っていい?」
(かわいい寝顔みながらまったり…一緒に寝たり…ニヤニヤ)

仲間「今日は一緒に食事に行こう!もう予約は取ってある」
(美女と食事…きっと部屋もとってあるわ…ドキドキ)

島谷「ど…どうしよう…」

ライフカード
★有名人系 > 島谷ひとみ× >
┣仲間由紀恵E01
作者:不明
♪恋のダウンロード2人パレード♪

仕事明けの休日。まどろみの中で聞こえてくる携帯の着信。眠い…こんな時は電話は無視。

♪夢をダウンロード僕としようよ♪………♪♪…♪

長い!ふと手を伸ばし、画面を見ると「仲間由紀恵」の文字。その瞬間私は電話を受けていた。

「もしもし」
「ひとみちゃん!今どこ?」
「家…寝てたよ」
「じゃあちょうどよかった。わたしも今日休みになったの。あと1時間で行くからね。ガチャ」
「ちょっと由紀恵ちゃん?もしもしー?もしも〜し?」

由紀恵ちゃんてば勝手なんだから!こうなったら彼女が来るまで1時間熟睡してやる!彼女が来たら最後、朝まで眠れないから!!

うそ。もう1時間経った?時計をみる。…まだ10分しか経ってないよ…もう来たの?由紀恵ちゃん。
「もしもし」
「あ〜ひとみちゃん!ケーキ買っていこうと思って。イチゴとチョコどっちがいい?」

おィ!お願いだから寝かせて〜!!

「じゃあイチゴ」
素直に答える私も私だ…。
「オッケー待っててね!ガチャ」

もぉぉ〜由紀恵ちゃんてば………かわいいんだから!!

由紀恵ちゃんのことを考えてたら結局眠れなかった私。もう1時間経っちゃった。

「もしもし」
「あ、ひとみ?もしかして寝てた?」
「え?!り、涼子?」

私ってば名前を見ずに電話を取っていた。まさかこんな時に涼子からかかってくるなんて…。

「ひとみ今日休みだったよね?私も急にロケ中止になっちゃって…よかったら会いたいな…なんて」
涼子から会いたいなんて言われたら…あぁもぉ!でももうすぐ由紀恵ちゃんが…。
「涼子私も会いたいよ。でも今日はものすごく疲れてて…」
「わかった。急だもの、仕方ないよ。今度会えるのを待ってるね」

あぁこの子はなんて健気なんだろう…。ごめんね涼子。次の休みはあなたの為に空けるからね…。

「もしもし」
「ひとみちゃん、今電話中だったでしょ?もぉ〜」
「ごめ〜ん」

…ってなんで謝るんだ私…。

「会いたかったよひとみちゃん」

部屋に入るとすぐ抱きしめられた。なんだかんだ言っても、この笑顔を見るとすべて許せてしまう。
「ケーキ買ってきたよ。食べよ」

由紀恵ちゃんはチョコレートケーキを2つ取り出した。

「あれ?さっき私イチゴがいいって言わなかったっけ?」
「うん、でもこのお店は生チョコケーキが名物なんだよ」

じゃあ聞くなっての!

「やっぱりケーキ食べるのやめよ。先にひとみちゃんが食べたくなっちゃった!」
「あっちょっと由紀恵ちゃん……あァン……ん…」

由紀恵ちゃん、そんなに私が美味しいの?

由紀恵ちゃんてば………エッチ!
★有名人系 > 島谷ひとみ× >
┣仲間由紀恵E02
作者:不明
「もしもし」
「ひとみちゃんお疲れ!」
「由紀恵ちゃん、さっきはビックリしたよ。先に言ってくれなきゃ反応に困るよ。」
「ひとみちゃんをビックリさせようと思って」

Mステの生放送時、やなわらばーに由紀恵ちゃんが応援メッセージを送ったのだ。しかもその場には私も居た。

「タモリさんひとみちゃんに話振らなかったね。」
「振られなくてよかったよ。また何書かれるかわかんないし。」
「いいじゃんホントのことなんだから。私男の人と噂になるよりひとみちゃんと噂になる方がいいもん。いっそカムアウトしようか。」
「なっ!何言ってんの!そんなことできるわけないでしょ」「冗談だよ。ひとみちゃんかわいいなぁ。じゃあ私これからまた仕事だからまたね。ガチャ」

カムアウトかぁ…。今の由紀恵ちゃんの地位を考えるととてもできない。でもいつかこんな記事が出るといいなぁ…。

『仲間由紀恵、島谷ひとみと同性婚!!レズカミングアウト!』

なーんてね。いつになることやら…。
★有名人系 > 島谷ひとみ× >
┣仲間由紀恵E03
作者:不明
♪恋のダウンロード2人パレード♪君が居ればレッドカーペット♪

スタッフ「島谷さーん、携帯鳴ってますよ〜!」

私としたことが…マナーモードにするの忘れてた。つーかなんで私の携帯ってわかったんだ?!

着うた変えた方がいいかな。でも変えたくないな。

♪ラブリー恋は無期限♪

スタッフ「今度はメールですかね?鳴ってますよ!」

ゲゲっ、連発してしまった。しかも電話もメールも由紀恵ちゃんだし。

『ひとみちゃん電話出ないね〜。声聞きたかったのにな。仕事終わったら電話ちょーだいね!』

由紀恵ちゃんってばかわいなぁ…。ヤバい、メール見ながらにやけてしまった。絶対怪しまれてるよ私…。
★有名人系 > 島谷ひとみ× >
┣仲間由紀恵E04
作者:不明
♪恋のダウンロード2人パレード♪

「もしもし〜」
「ひとみちゃん、真野裕子さんと創作イタリアン行ったんだって?」
「行ったけど…なんで知ってるの?」
「なんでって…ケータイの公式ブログに書いてたでしょ自分で!」

「由紀恵ちゃん、会員登録してんの??」
「し、してるよ。壁紙ほしいし…着声だって…」
「着声ダウンロードしてんの?ねっ、何ダウンロードしたの?」
「それは…その…『大好き』とか…」
「もぉ〜〜、そんなのいつだって言ってあげるのになぁ、由紀恵ちゃんてば」

「つーか話ズレてるよ!真野さん見てうっとりとか書いてあったよ」
「やだ!妬いてんの由紀恵ちゃん!」

「それに…ラジオで国仲さんと遊園地行く約束してたって言ってたでしょ!」
「もぉ〜!涼子は親友!!何度言ったらわかるんですか仲間さん!」

「真野さんは?」
「ただの友達よぉ〜ホント妬かないでね…あたしが好きなのは由紀恵ちゃんだけ…だ・い・す・き」
「ひとみちゃん…疑ってごめんね。だ・い・す・き」
★有名人系 > 島谷ひとみ× >
┗仲間由紀恵E05
作者:不明
♪恋のダウンロード2人パレード♪


「もしもし」
「ひとみちゃん、新曲のPV見たよ〜!!」
「面白いでしょ?今までにない感じでさ」
「うん、ああいう格好したひとみちゃんに誘惑されたいな、なんてね!」
「じゃ今度デートに制服でいくわww あ、そうそうanan読んだよ!結婚の特集じゃん」

「ああいう質問は結構難しかったよ。」
「でもちゃんとかわしてたね!35歳で結婚とかw子ども3人とかw」
「うまいでしょ!35になるころには法律が変わるといいなと思って」

「あとさ〜結婚したら仕事は続ける?って聞かれて、『許してもらえるなら』って!あたしが許さないとでも思ってんのぉ?ww」

「違うよ。あれは世間に許してもらえるならって意味だよんw」
「うひゃ〜そんな意味で言ってたのか!女優だねぇ」

「えへへへ。でもホントその頃には世の中も変わってるといいね。早くひとみちゃんと結婚したいよぉ」
★有名人系 > 島谷ひとみ× >
┗仲間由紀恵F01
作者:不明
業界人「おつかれーい!歌最高だったよ島谷ちゃーん!」
島谷「あ、お疲れ様です!」
業界人「あれー?またガムかんでんのー?さっきの休憩でも噛んでたねー」
島谷「あ、すいません、失礼でしたね。」
業界人「いや全然オッケーよ!何?キシリトール?」島谷「は、はい、あの・・歯のために・・・。」
業界人「いいねー!芸能人は歯が命!じゃ、行くわ。また次回もシクヨロ!」
島谷「(・・はあ・・由紀恵ちゃんのフィギュアほしいからなんて言えない・・・)」
★有名人系 > 水野美紀× >
┗水野裕子A01
作者:不明
2人は親友であり良きライバルとお互い認めあっている。
女子格闘技や少林寺拳法などを中学生から護身術と健康の為に習い始めた2人。

カラダを使うスポーツが何より好きな2人だった。
そして、2人で女子プロレス同好会を設立したのだ
担任の先生に頼んで建ててもらったプロレス道場。

ある日の放課後、裕子と美紀が2人で競泳水着姿にリングシューズというシンプルなコスチュームでプロレスのリング内でスパーリングがてらに軽くカラダを動かしていた。
裕子は青い競泳水着、美紀は黒い競泳水着、お互いお揃いの白いリングシューズ格闘技用グローブを手に付けている。
スタイルも顔もなかなか綺麗な女性らしい2人!
だが、2人はプロレスが何より大好き。2人のルックスからはとても想像つかない激しいスポーツだ。
鍛えあげた肉体美と女子アスリートらしく凛とした美貌の格好良い2人。
同性からも人気が高い2人だった

スパーリングで汗を流しながら対決していた。。。
すると、そこへ。。。
突如、道場の扉が開き、見慣れない人影が。。。眉間に皺を寄せ憮然としてイラついた表情の巨漢のデブ女、2組のホルスタインモリ夫が乱入してきた!

短髪に刈られた髪にババ臭い色のスクール水着にジャージを羽織い豚足のような太い足には汚いサンダル履き。
片手に竹刀を担いでふてぶてしい風貌で巨体を更に大きく見せつけるように仁王立ちしていた!
(ホルスタインモリ夫とはその風貌から女子生徒たちがつけたあだ名だった)
ギラついた残忍な目つきで競泳水着の裕子と美紀を睨みつけるモリ夫!

見慣れないはずの人影とは実は、裕子と美紀もよく知っている…他の女子生徒からも恐れられている札付きの不良デブ女、モリ夫だった!
先生の目を盗み毎日、可愛い女の子を片っ端からイジメている憎たらしいヤツだ!
裕子と美紀ももちろん生理的に受け付けられないイヤなヤツだ。。。
負けん気は強い裕子と美紀だがさすがに突然現れた苦手な醜いデブス女の登場にたじろいてしまった。。。いや、ビビっていたわけではないが!

竹刀を振り回しながら憎たらしいほど醜い巨体を揺らしながらゆっくり近づいてくるモリ夫。。。

裕子と美紀は一旦スパーリングを止め、モリ夫を負けずにに睨み返す!
余裕綽々でお構いなしにリングサイドに近づいてくるモリ夫!
ふてぶてしく不気味に笑うモリ夫。。
2人の競泳水着を身に纏った全身を交互にジロジロと舐めまわすように笑うモリ夫!

どうする?裕子と美紀。。。
相手は余裕綽々といった感じで挑戦的な態度だ!

ハンデキャップ戦で対決するのか?!
★有名人系 > GARNET CROW >
┗由利×七A01
作者:不明
無機質な時計の針はもうもう深夜の1時を示している。
耳障りな車のエンジン音・・・ワケのわからない若者達のわめき声もすっかりなりを潜めている。
深夜のスタジオにAZUKIの指が奏でるメロディがゆっくりと流れている・・・

奥の暗闇にうっすらと輪郭を移している華奢な女性のシルエットが佇んでいる。

 無言・・・静寂

他のメンバーもスタッフさえもこの場にはいない。

ふたりだけの時間が秒針と共に夜を散歩している。

 「・・・」
 「何?」
由利は一言も発していないのに、AZUKIは指を止めて影を見つめる・・・。

 「この曲さ・・・」
静かに声をなびかせる由利。

 「誰を・・・」
誰を想って書いたの?

そう聞こうとしたのだが、何故か言葉が続かない。

 「・・・」
 「・・・」
再び部屋を支配する無音・・・。

口を開く代わりに白い指が薄闇の中、再び優雅に踊り始める・・・。

どこか物悲しいそのメロディに身を任せながら由利は引き寄せられるように彼女に近づく。
無機質なキーボードの縁に軽く手を置き、瞼を閉じる。
部屋を支配する旋律を聴こうとするのではなく、感じ取ろうとする。

頭に、いや心に浮かぶイメージ
 自分に背を向けうずくまっている少女・・・その悲しい背
 耐えられないほどの切なさに、少女の身体に腕を回す女性・・・その顔は・・・

数時間前に渡された詩 それに応えて作り上げた曲
                   その曲を弾いている彼女・・・

抱きしめた身体は温かく・・・そして柔らかく・・・
触れているだけで満ち足りていく
 「・・・」
何事かを呟いて振り向いた少女の顔は・・・

 「温かいね・・・」
 「ん? そうだね・・・」
交わされるのは短い言葉  会話とはいえないような言葉のやり取り。

でも、耳に聞こえない言葉で二人はゆっくりと会話をしている。

思い描いた二人の顔・・・
少女を後ろから抱きしめた女性は・・・自分
悲しみに揺らめき、今すぐ抱きとめてあげないと散ってしまいそうな少女は・・・

       AZUKI

それを口にしたら彼女はどんな顔をするだろう?

 「これね・・・」
不意に彼女が口を開いた。

 「この詩・・・ゆりっぺを想いながら書いたんだよって言ったら・・・どう?」
  ちょっと空けた間は、信じられないぐらいに長くて・・・
 「・・・・・・・・・かゆい」
 
    止まる指・・・ 消える音・・・・

 「何ソレ〜!」
そして無邪気に笑う彼女につられて由利も表情を崩す。
 「だって、かゆいんだもん」
 「ひっど〜い!」

深夜のスタジオに響く楽しげな言い争いはいつ終わるとも無く続いていった。
★有名人系 > GARNET CROW >
┗由利×七B01
作者:不明
風邪をひいてしまった・・・。

「ゴホッゲホッ・・・ハァ…明日仕事あるやーん・・・」

まぁ、でもこれはある意味・・・

「・・・ラッキー?(笑)」

こんな状態だったら、休んでも誰も文句言われへんやろー♪

でも何で?こーんなに健康体なのに何で風邪ひいてしもたんやろ?
撮影ん時、岡本さんが風邪薬飲んでたのがミョーに引っかかる・・・めっちゃ不本意や!

「ゴホッゴホッ・・・」

結構辛いな・・・水・・・あったっけ?・・・薬飲まな。その前に食べないと。
・・・立つの面倒いな。こんな時、1人暮らしはきつい。なんつーか・・・

「孤独や・・・」

いつもやったら、WildeやMonet、Chopinなんかがあれば孤独を感じることなんて、ない。
でも、今は・・・いらない。そんな気力ない。

「ゴホッ・・・やばい、寂しい・・・」

・・・ああ、そうやんなー。今、欲しいのは・・・



―――ピーン・・ポーン・・・・

控えめに、チャイムが1回。


―――ピンポーン・・・ピポピンポーン!!


今度は軽快に。・・・って、鬱陶しいっちゅーねん!誰や、こんな時間に!!
居留守を決め込んだ次の瞬間・・・


―――ガチャッ


エェ?!・・・鍵、開けてるし!

・・・ちょっと、待って・・・うちの鍵持ってるのなんて、1人しか・・・

「・・・」

迷わずに、この部屋に向かってくる足音。
思わず部屋のドアを凝視する。何故か、胸が高鳴る。


―――カチャッ


ドアが開き、ひょこっと顔を覗かせたのは――



「ゆりっぺ・・・」

その顔はニコッと笑い、顔の横でピースを作る。

「イェイ♪」

イェイって(笑)・・・こんな時間に・・・スーパーの袋ぶら下げて・・・

「・・・何で?」

「何ででしょう?(笑)」

「今、1時よ?夜中の。」

「うん、暗かった。」

「危ないやん。・・・怖くなかった?(笑)」

「タクシーで来たよ。」

「・・・明日、仕事やで?・・・ゲホッゴホッ」

「風邪ひいたくせにー」

「うっ・・・ケホッ」

あぁ、今めっちゃ間抜けな顔してるんやろうな。
でも、ゆりっぺはさっきから、ずっと笑顔で。心から、安心する・・・

「薬飲み?」

ゆりっぺは袋からペットボトルと箱を取り出す。

と、ここで幼い悪戯心が芽を出す―――

「飲めへーん」

「だめー。飲まなきゃ治んないよ。」

「起きられへん。飲ましてー」

「どうやって?」

「口で。」

「やだー」

―――即答かい!

「風邪うつったら、歌えない。」

・・・そこで更なる悪知恵が

「・・・歌と私と、どっちが大事?」なーんて愚問。
ゆりっぺは、なんて答える?

「・・・」

長い沈黙に、ゆりっぺの顔を覗きこむ。たぶん、潤んだ瞳で。
ゆりっぺから笑顔が消えていた。・・・少し、不安になる。

彼女はゆっくりと錠剤を取り出すと、私の口に入れた。
そしてペットボトルの口を開ける。

私は水を飲もうと、上体を上げる。しかし、彼女の手に制せられる。・・・?
開けたペットボトルの口を、彼女は自分の口に運ぶ。
水を含んだ口は、そのまま私の口へ―――

冷たさを失った水が、心地良い温度で喉を流れてゆく。同時に激しい動悸が胸を襲う。

「・・・っ、風邪うつったら歌えへ――」

「AZUKIさん」

「・・・AZUKIさんが大事だよ」

「・・・うん。」

「でも、私は歌うよ。何があっても。」

・・・ああ、そうやね。

「私を誰だと思ってるの?」彼女の声が低くなる。

「・・・ゆりっぺはゆりっぺよ?(笑)」

「GARNETの歌姫だよ?私しか歌えない。」

「・・・」

「歌姫、言ったもん勝ち(笑)」

あーもう。かっこよすぎるわー。かなわんなー、この娘には。
この世界にあるもの全て、移り変わってゆくけれど、
今のところ、この娘にだけは飽きそうにない。
★有名人系 > GARNET CROW >
┗由利×七C01
作者:不明
[ゆりっぺの誕生日]

七「ゆりっぺ誕生日おめでとう♪何が欲しい?」
ゆ「i-pod!」
七「あー!聞いたことあるー!有名よね?・・・なんやっけ?」
ゆ「・・・」



七の誕生日

ゆ「AZUKIさーん!誕生日プレゼント何が欲しい?」
七「誕生日?!私の?・・・いったい何歳になってしもたんやー!」
ゆ「・・・」

七の誕生日2

ゆ「AZUKIさーん!誕生日プレゼント何が欲しい?」
七「欲しいもの?そやなー・・・時計の要らない世界とか?」
ゆ「・・・」

七の誕生日3

ゆ「AZUKIさーん!誕生日プレゼント何が欲しい?」
七「ゆりっぺ」
ゆ「分かった」
★有名人系 > GARNET CROW >
┗由利×七D01
作者:不明
「もういいでしょ?」
「ね、もうちょっとこうしたい」と七はアルコールの吐息とともに言った。
柔らかな日差しがベッドに射し込む。
「もう朝だよ」と由利はため息交じりに言う。
「もう帰りたい」と由利は呟いた。
「おねがい・・・」
由利は七の表情を盗み見た。カーテンからの木漏れ日が七の黒髪に映りティアラを戴せているようだった。
由利はA crownって思わず声になって言ってしまった。
「ん?暗くして?って言ったの?」
由利はうんと答えた。
カーテンは隙間なく閉じられた。
私はそれ以上覗き観ることなくそこを後にした。
★有名人系 > 木村多江× >
┗吹石一恵A01
作者:789 ◆1Cz5bN8eQk
「どう?酔い醒めた?」多江はソファにもたれている一恵に声を掛け麦茶の入ったコップを勧めた。
「すいません・・ホントに・・」
一恵は申し訳なさそうにコップを受け取ると半分程飲み机に置く。
「そんなに飲んだかなぁ・・」
一恵が見せる自嘲気味な笑みに多江も 柔らかな笑みで応える。
「たまたま悪酔いしただけよ。すぐ治るわ」
「どうせ明日は休みだし、なんだったら泊まる?」
「えっ?いいんですか?」一恵は少し驚いた口調だ。
「いいわよ、それに貴女の歓迎会企画したの私なの。それなりに責任 持たないとね。『家に帰るまでが歓迎会なのよ』」
おどけて見せる多江。
つられて一恵も「じゃ、お言葉に甘えてお泊りしまーす」と応える。

「多江さん、ここの一階ってコンビニでしたよね。ホッとしたらお腹空いて来ちゃったんで何か買って来ます」
酔いも醒め、すっかり元気を取り戻した一恵が傍らのトートバッグから財布を取り出しドアへ向かう。
「じゃ行ってきまーす」
「行ってらっしゃい」多江が軽く手を振り送り出す。
「ガタンッ」
 ドアが閉まると同時に多江がソファーで安堵のため息をつく。
”この年になって、こんな気持ちになるなんて・・”
”でも「好き」なんて言った所で、退かれるだけよね・・”

多江自身、女子高に通っていた頃一度だけ下級生から告白された。
当時は自分が同性から恋愛対象として見られている事に戸惑い、俯きながらラブレターを渡してくる下級生に、 「嬉しいけど・・そういうの良く分からないから・・ご免ね」としか言えず、逃げる様に帰宅した。彼女を振り返りはしなかった。
只、此処に居てはいけない気がした。

ドアが開く音がして、現実に戻る時が来た。一恵が帰って来たのだ。
「ただいま帰りました〜」一恵の伸びやかな声が響く。
「お帰り〜」ソファで伸びをしながら多江が応える。
「色々買って来ました」一恵は袋からお菓子を次々と机の上に並べていく。
並べ終わると同時に多江の横に座り込む一恵。 
「多江さん、好きなのどうぞ。私はどれにし・よ・う・か・な」
指を伸ばし無邪気な表情でお菓子を選ぶ一恵の横顔を多江が見つめる。
「え・・私の顔何か付いてます?何か視線がw」
不意に一恵が多江に向き直る。
「違う、違うw フーちゃん可愛いな〜と思って見とれてるだけよ」
多江のなにげない一言に一恵が戸惑いを見せた。
「可愛いって・・・え・・どうしようw」
一恵の恥ずかしがる表情さえ多江にとっては堪らなく愛しい。思わず抱きしめたくなる位だ。
一恵は明らかに戸惑っていた。品定めしていたお菓子に手を伸ばす事もなく、多江の顔も直視出来ず、心此処にあらずといった感じにさえ映る。
「ゴメン、ゴメン変な意味じゃないからw 誤解しないで」
慌てた多江はフォローに躍起だ。戸惑う一恵を何とか落ち着かせなければ・・
その時、意を決したように一恵が多江を見つめた。
「あの・・多江さん、私の事どう思います?」
一恵の真摯な眼差しがあった。
「妹みたいに可愛い後輩って感じかな・・私は妹居ないから上手く説明出来ないけど・・」
一恵の眼差しに圧倒されながらどうにか言葉を紡ぐ。
「私、多江さんの事好きです。入社した時からずっと。今日の歓迎会だってずっと横に多江さん居てくれて・・ 多分、緊張しすぎて悪酔いしちゃったんだと思います」

「そうだったの?でも、こんなオバサンの何処がいいのよw」
”まさか相思相愛だったなんて・・”
多江は動揺を誤魔化すかの様にいつもの口調で言った。
「多江さんは私の憧れなんです。奇麗で、格好良くて・・多江さんみたいになれたらなってずっと思ってました」
目の前には多江の知らない一恵がいた。多江が知っている天真爛漫で無邪気な一恵ではなく、多江に切ないまでの思慕をぶつける一人の少女がいた。
「私、こんな気持ち初めてなんです。でも私みたいな子供じゃ相手にされないかも・・と思って黙ってたんです。でもいつかは」
一恵が言い終わらない内に多江がそっと唇を塞ぐ。多江の突然の行動に一恵も呆気に取られる。
「多江さん・・?」
「貴女が私の事をそこまで想ってくれてるなんて、知らなかったわ・・本当は私も貴女に一目惚れだったの。でも私も初めてだったから不安だったし身を退いてたのね。貴女みたいな可愛い女の子が私なんかに振り向く訳なんか」
今度は多江が言い終わらぬ内にそっと唇を塞がれた。
「これでお相子ですよね」口調がいつもの天真爛漫な一恵に戻っていた。
それを見て安心したのか、多江も笑顔だ。
「そうね。こんな事だったらもっと早く告白しとけば良かったわね・・二ヶ月近く悩んでたのが勿体無いわw」
「じゃあ、これから取り戻します?」
一恵の悪戯っぽい眼差し。
「一緒に、ね。お互い初めてだからぎこちないけどw」多江も応える。

「フーちゃん、私もなんだかお腹空いてきたわ。せっかくお菓子買ってきてくれたんだし食べましょ」
多江が一恵を促す。が、一恵は返事をしない。
少し俯き思案顔といった様子だ。
「どうしたの?」多江が尋ねた。
「私・・お菓子より多江さん食べたいなw」はにかみながら一恵が応える。
”あ、いっちゃった・・”といった表情で多江の反応を伺う一恵。
「ホント言うとね、私もフーちゃん食べたいの」
そう言うなり多江は一恵に寄りかかり一恵の頬にキスをする。「取り戻さなきゃ、ね」
多江の意味ありげな笑み。それは明らかに一恵を挑発し、虜にしていた。
「多江さん・・・」一恵が多江に操られるかの様に身を委ねる。
「フーちゃん、今まで誰にも見せた事のない貴女を見せて・・」
多江の唇と一恵の唇が重なり、どちらからともなく吐息が洩れる。
「んふぅ・・・んんっ・・・」
お互いを慈しむ様な、しかし攻撃的な接吻が続く。
「舌出して・・」多江が囁く。一恵の遠慮がちな舌を多江の舌が迎える。
二人の舌先がまるで意思を持った生物の如く妖しく絡み合い、淫靡に蠢く。

忘我の中で二人の舌先が妖しくヌメり、淫らに糸を引く。
「フーちゃん、こういうの初めて?」悪戯っぽく多江が尋ねる。
「は・・はい・・でも凄く気持ち良かったです・・
でも、多江さんってキス上手なんですね」余韻に浸る一恵。
「アリガト、でも、私も初めてよ・・冗談でチュ−した事はあるけど、ここまでのは無かったわ」
「ホントに?」一恵は信じられないといった表情だ。
「相手があなただったから、ここまで情熱的になれたのね、きっと」
多江は一恵を抱き寄せ、おでこに軽くキスをする。
多江の一言に一恵は今までに無い至福を感じた。
”私と多江さんが一つになれたんだ”といった安心感が一恵の表情にも現われている。
「私がここまで大胆になったのも多江さんのおかげですよぉ〜責任とって下さいね、た・え・さ・ん」
★有名人系 > 木村多江× >
┣黒川智花A01
作者:小説家
[INVITATION〜扉の向こう]


「は〜い、カット!智花ちゃん、もう少しリアルな演技してくれないかなぁ?」
監督のダメ出しは、いつも智花に厳しい。心なしか、表情は強張っていた。
「大丈夫よ、心配しなくていいから」そっと、多江が声を掛けてきた。
「あ、はい…ありがとうございます」
俯いた顔を上げると、多江は微笑で応えていた。
“多江さん、ごめんなさい…”智花は、心の中で謝っていた。
収録が始まって2ヶ月が過ぎ、2人はだいぶ打ち解けていた。時々は冗談を言い合ったりする位、待ち時間には笑いが絶えなかった。
現場の雰囲気作りに貢献している多江の姿が、智花には眩しく映っていた。
“もっと仲良くなりたいな…”智花の想いはいつしか、ある感情が加わっていた。
憧れ以上の存在の多江に、智花は“恋心”を抱いていた。

ロケが夕方に終わり、いつもならスタッフと食事をする所だが、今日は違っていた。
「智花ちゃん、一緒にゴハンどう?」
多江の言葉に、智花は即答した。「もちろんです!」

「ふ〜ん、そうなんだ。最近の女子高生ってスゴいんだ」
他愛もない話なのに、多江は真剣に聞いていた。
そんな多江の姿に触発され、智花は身振り手振りが普段より大きくなっていた。
「あはは…智花ちゃんって、リアクション大きいんだね。知らなかったなぁ」
智花は顔が真っ赤になった。
店を出ると、春雷が空を覆い尽くしていた。
「雨の日は嫌い。智花ちゃんもそう思うでしょ?」「あ、はい」
「入って。あんまり大きな傘じゃないけど」多江の差し出した傘に、智花も入った。
「転ぶといけないから、手を握っていい?」柔らかな手が、智花の左手を包んだ。
「あったかい…」「そうかしら。見た目が冷たく見えるからそう思うんじゃないの?」
その瞬間、智花の左手は更に強く握られた。
「離したら、ダメよ。そのスカートが泥だらけになったら、台無しだもの」
2人は1つの傘の下で、走り始めた。
まるで、その後に起きる恋に向かっているかのようにー。

智花の携帯が鳴った。「もしもし?」「あ、智花ちゃん?多江です」
ドラマが終わっても、2人の仲は継続していた。大抵は、多江が智花を誘い、時折、映画を一緒に見に行っては、その後の食事中に演技について語るのが2人にとって、一番の楽しみだった。多江の演技論に智花は強く惹かれた。
「平凡に演技する事が一番難しいの。エキセントリックな方がどれだけ楽か分る?」
「え…それは・・・」「難しい質問だったね。智花ちゃんが大人になったら分るわよ」
 
「今日はどうしたんですか?」無邪気に智花は尋ねた。
「智花ちゃんと話がしたくって…明日、時間ある?」
「あ、はい。ロケは昼までなので、遅くても夕方には。多江さんこそ、大丈夫?」
「ありがとう。夫は大阪で泊りの出張だから時間は気にしなくてもいいわ。ごめんね、 最近忙しいのに。この前もゲスト出演のドラマ見たわよ。演技、上手かった」
「や、見てくれてたんですか…恥ずかしい・・・」
「私ね、嬉しいんだ。智花ちゃんが、1作ごとに成長していっているのが判るから」
多江に認められている事が、智花には大きな自信になっていた。
愛する人から注がれる視線の力である。
“でも、多江さん、私が好きって言ったら離れてしまいそうで怖い…”
相反する思いが、智花の胸中を去来していた。
「それじゃ、明日、渋谷のいつものイタリアンで会おうね」
「あ、はい!楽しみにしてます」智花は携帯のボタンを切った。
いつかは言わないと、前には進めない。智花は、知っていた。
誰にも相談できない恋だから、想いは膨らんでいたのである。

「あぁ、食べすぎちゃったかなぁ」多江は、笑顔で智花に言った。
「そうですね。私も、ついつい食べちゃった」。
「ねぇ、智花ちゃん。一つ、質問してもいいかな?」
「え、何ですか?」
多江は、一呼吸置くように、息を吐き出しながら言った。
「智花ちゃんは、恋愛って、どんなものだと思う。楽しい?それとも苦しい?」
「あ、それは…」智花は、多江に本心を射抜かれている様な気がした。
「主役していた“ハツカレ”見ていて、そんな事を、ふと思ったの」
「私の演技、そんなに上手くなかった?」
「ううん、そんな事を言っているんじゃないの。智花ちゃん、まだ十代だもんね。酸いも甘いも知っていたら、それこそおかしいわ。ただ、知るきっかけはいるわよね。好きな人はいないの?」
「え…うん」
「あ、いるんだ」
初夏の夜風と、渋谷の喧騒に満月が輝いていた。
「もう、恥ずかしがりやさんなんだから。例えば、こんな事とかしたいんじゃない?」
多江は、智花の右手を握った。それも指を絡ませて。
「恋人繋ぎって、聞いた事ある?」無言で、智花は首を縦に振った。
「そう…私はね、好きな人いるわよ」「え?旦那さんじゃなくて?」
顔を赤らめた智花は、目を見開いて、多江の横顔をみつめた。
「そんなに知りたい?知っても失望なんかしない?」
通りがかりのカップルが、2人の横を通り過ぎて「REST」と書かれた入り口に入っていった。
「私、多江さんに失望なんかしないよ。だから、ちゃんと知りたいの」
「ついてきて。私も、智花ちゃんには正直でいたいから…」
恋人繋ぎをした2人は、夜の道玄坂を登り始めた。
★有名人系 > 木村多江× >
┗黒川智花A02
作者:小説家
「智花ちゃん、キスしよう」智花の唇に、多江の薄い唇が触れた。
多江が舌を絡めてからは、智花の方が情熱的に舌を差し入れてきた。
道玄坂のファッションホテルの一室。椅子に座った智花の股間に、多江の細い体が入り込む。
「ん…多江さぁぁん…好き…」「智花ちゃん、私も…」
左手で、智花の黒いキャミソールの肩紐を外すと、青いブラジャーが顔をだした。
「ふふ、女子高生っぽくて可愛い。智花ちゃん、楽にしていいのよ。私に任せて」
ホックを外すと、決して大きくはない智花の胸が露になった。
中指と人差し指で乳房を摘むと、桃色の智花の小さな乳首は隆起し、体がピクンと反応した。
「感じてるのね…嬉しいわ」智花の息が荒くなると同時に、多江の声も湿り気を帯びてきた。
「ここはどうかしら?まだ、誰も触った事がないところ」
智花の太腿に、多江の右手が伸びる。ゆっくりと、腿を撫ぜ、秘密の場所を目指す。
青色のショーツの上から、多江は人差し指で中心部を上下に往復させた。
そんな状態が2分位続いただろうか、多江は感嘆の声を上げた。
「凄いわ…直に触れる前に、もう濡れてる…」人差し指の腹に、確かな湿り気を多江は感じた。
股を開かせると、青いショーツの中心部は、はっきりと分るくらいに濡れていた。
「感じてるんだ。智花ちゃん、イイ子ね」
「多江さん…恥ずかしい・・・」智花は、多江に思い切り抱きついた。
「いいのよ。自分に素直になって。私も、智花ちゃんに全てをさらけ出したいの」
白色のワンピースのボタンを外すと、服が床に落ち、多江もキャミソール一枚になった。
「智花ちゃん、触ってごらん。私も同じよ」
キャミソールを脱ぎ、ブラジャーを外すと、 多江の乳首も又、堅く隆起していた。
「舐めて…」多江は、自らの乳房を智花の目前に投げ出した。
稚拙ではあるが、一生懸命に智花は多江の乳首にむさぼりついた。
「あぁ…あぁ…いいのよ…それで…」
ひとしきり、お互いに愛撫が終わった。これからが、本当に愛を確かめ合う時間だ。
「風呂、入らないとね」智花の手を引いて、多江は風呂場へ向かった。

智花を後ろから抱きかかえつつ、多江はバスタブに身を沈めた。
「智花ちゃんのうなじ、とっても綺麗よ」智花の耳に、多江の息がかかる。
「あぁぁん…多江さぁん…」
多江の決して大きくはないが堅くなった乳首が、智花の背中に当る。
その背中越しに、多江の体温が智花にはハッキリ伝わった。
「ここ…とっても大きくなってる…大人だよ…智花ちゃん…」
多江の右手が、智花の森の下にある池の突堤を探り当てた。
人差し指と中指で摘むと、直接は見えなくとも、大きくなっている事は明白だった。
「はぁ…そこ…多江さん…」
「そこって、どこ?言わないと、触ってあげない」多江は、敢えて意地悪をした。
「恥ずかしくて…いえません…はぁ…あん…」
「いつも、ここを弄っていたでしょ?でないと、こんなに感じないわ」
「そ、それはぁ・・・」「弄ってたでしょ?」「は、はい…毎晩、触ってた・・・」
自分のS性が露になる事に、多江も興奮を隠し切れなくなった。
“もっと、じらしてあげる”
「誰の事を考えながら、弄ってた?彼氏?」「違うよ…」
詰問をしながらも、多江の指は池の周囲を、優しく円を描くように動いていた。
「…私、多江さんの事を考えながら、いつも弄ってました…」「そうなんだ…」
多江は不思議と動揺しなかった。というのも、多江もまた同じ行為に耽っていたからだった。
2人の想いは、確実にシンクロしていたのだ。もう、迷う事は無くなった。
「触ってあげるから、どこを触って欲しいか言って。言わないとダメ」
「いやぁぁ…と…も…かのクリトリスを…触って下さい…」
返答の代りに、多江は池の突堤を中指で撫でた。すると、智花の身体は激しく身震いした。
「あはぁぁ・・・・多江さぁぁん・・・」バスタブの湯が、波立っていた。
浴室に、智花の喘ぎ声と、多江の荒い息遣いが交錯する。
もう、2人は戻れない河を渡っていた。


ベットに倒れこむと、多江は智花の青いバスローブの紐を解いた。
舌先で、智花の乳首をゆっくりと円を書く様に触る。「あん…」
舌は、下腹部を通過し、智花の森を通り、池が目前に着いた。
「智花…もう、“ちゃん”付けは必要ないよね」
池の淵を、多江の舌が這う。鼻先に、ツンとした匂いが広がった。
「あ、あ…多江さぁぁん…はぁ…はぁ…」
「すごいよ。智花のここ、もうこんなに濡れてる…」
「多江さぁぁん…もっと…もっと…して…」
右の人差し指を、池に差し入れる。指は、池一杯の水が潤滑油になり、奥まで簡単に入った。
池を、指でゆっくり優しくかき回すと、智花の鼓動が一層激しくなった。
「ふぅ…あ、あぁん…いやぁぁ…」身体は、なまめかしく上下に揺れていた。
「もっと、欲しい?」「う、うん…」「じゃ、言うまで、これあげないから」
池から指を引き抜くと、ローズピンクのマニュキュアを塗った多江の爪は、智花の水で艶やかに光っていた。
「いやぁぁ…いじわるしないで…多江さん…智花を愛して…」
「なら、言わなきゃダメよ」
「わたしの…智花のヴァギナに…多江さんの指…欲しい…」
意地悪は、ここで終わり。多江は、人差し指に中指を添えて池に差し入れた。
暖かな池の水が、多江の2本の指を包み込む。
「あん…多江さぁぁん…わ…た…し…あん、ハァ・・・ハァ…あーっ!!」
ビクンビクン、と智花の身体は痙攣を起こし、頭は枕に押し付けられる格好になった。
「わたし…イッちゃったよ…多江さんに愛されて…」
「智花、綺麗だよ」
多江の額から汗が流れ落ちた。クーラーも効かない位に、多江もまた智花を愛した。
左手で、智花の黒髪を多江は撫ぜた。甘いリンスの香りがした。
「今度は、智花ちゃんの番よ」

智花の顔の目の前には、多江の股間があった。
密度の少ない森と、少し紫色ががってはいるが、上品な佇まいの池が見えた。
「舐めて…私のココを、智花の舌で思い切り…」
うっとりした顔をした智花は、言われるがままに多江の池に舌を這わせた。
池の上部にある突堤は、土筆の芽の様に瞬く間に膨れ上がった。
「あん…とっても上手…ア…あん…智花…」
無意識の内に、多江の手が智花の髪を掴むと、快感と共に髪は乱れていった。
“多江さんも濡れてる…”池から溢れる水を、舌でかき回す。
水が時間と共に、白濁していった。多江は、本気で感じていたのだ。
「もっと…智花…」
「多江さぁぁん…」
舐めながら、智花は自分の指を自らの池に差し入れていた。
「あ…あ・・・あ…イッちゃうよ・・・智花…あん、あ…」
「多江さん…もう、我慢できないよぉ…私も…あ…あん」
「ダメ…わたし…壊れちゃいそう…」
「い…っちゃうよぉ…た…え…さぁ〜ん!!」
智花の身体が海老反った直後、多江の池が智花の顔面に押し付けられた。
「はぁ…はぁ…智花…よかったよぉ…」
「多江さん…ステキ…」身体を起こした多江は、智花を力いっぱい抱きしめた。
ここから、2人の恋が始まった。
★有名人系 > 吹石一恵× >
┗鈴木京香A01
作者:不明
(とあるドラマ撮影現場にて)

吹石「あ、京香さんっ。お疲れさまでした。」
京香「あぁ、一恵ちゃんお疲れさま…って、言いたいところだけど…」
吹石「へ…?」
京香「あなたの演技、袖から見ていたけど…少し気に入らないわ」
吹石「えっ…。あっ、す、すみません…」
京香「わたしと同じ作品に出る以上、中途半端な
演技はしてほしくないの。わかるでしょう?」
吹石「はい…」
京香「本番は明日。
それまでに完璧に仕上げてもらわないと、だから…」
吹石「?」

吹石「う、わぁ〜。京香さんのお家、大きいー。」
京香「そんなことないと思うけど…。それより、
時間が惜しいわ。早速始めたいと思うけど。台本は?」
吹石「あ…は、はいっ、ここに。」
京香「なら、29ページ。慎二と瞳のシーンからね。」

吹石「『〜…。』ふー…。どうでした…?」
京香「駄目ね、感情が容れきれてない。…仕方ないわね。
相手役、わたしがするわ。もう一度始めからやるわよ。」
吹石「えっ、で、でも…?」
京香「いいから、早くこっちに来なさい。」
吹石「は、はいっ。」

京香「『瞳、どうしてわかってくれないっ…!?どうして…っ』」
吹石(うわぁ、やっぱり京香さん上手い…)
「『あ、あなたには興味が無いの、慎二さん。だって私は…』」
京香「『どうしてだ…。瞳…。僕は、僕は…っ!!!!』」

吹石(ふ、ふぇっ!?
あ、あれ!?ここってこんなシーンだったっけ…!?)

吹石「あ、あのっ?京香さん?
ここって私、抱きつかれるシーンでしたっけ…って、きゃっ!!!?」
京香「『瞳…』

吹石(あれっ!?私ベットに押し倒されてセリフ…えっ!?
倒されて!?そそんなシーン無い!ぜったい無い!そ、そもそも
京香さんセリフちがっ…、違ってる?私??セリフ??え?あれ?え?)

吹石「きょきょ京香さんっ!!?なんか
なんかセリフやら何やらぜんぜん違うと思うんですけどっ!!」
京香「アドリブに慣れておくのも大事だわ。
本番では相手が突発的にいろいろ変えてくる。それも演劇のうちよ。」
吹石「ででででもっ!!この展開じゃ台本と全然…んぅっ!!!」
京香「ふふ、そんな可愛い声出すなんて…台本にあったかしら…?」
吹石「ち、ちがっ…!京香さんがそんなことするか…あぁっ!!!!」
京香「そんなことってどんなことかしら?言ってみなさい、ひとみ?」
吹石「やっ…!京香さんっ…!」
京香「京香?今、あなたの前にいるのは慎二よ?瞳ちゃんのことが
好きで好きでたまらな〜い慎二くん。演技はちゃんと続けなくちゃ。」
吹石「きょ、きょうっ…し、し、ん、慎二さん…やめてっ…!!」
京香「はい、よく言えました〜♪」
吹石「は、あっ…はぁっ…ぁ…」

京香「おつかれさま〜。」
吹石「はぁ、はぁ…京香さん…どうして…?」
京香「あら?演技指導、よ。あくまでも。」
吹石「…ぇ?だって、こんな…」
京香「こんな?なにかしら?」
吹石「いえ…あの…」 京香「なに?」
吹石「…」 京香「なんなの?」
吹石「……あっ、の…」 京香「ん?」
吹石「…んでほしぃ…」 京香「え?」

吹石「よ、んでほしくて…その、名前…、
ひ、とみ…瞳じゃ、なくて。あの、そのぅ…か、一恵、って……」

京香「ふぅん、呼んでほしいんだ?名前?」
吹石「う、ん…」
京香「ふーん…でも、タダじゃあちょっとねぇ」
吹石「…?」
京香「あなたが私に名前で呼んでもらいたいように、私も
あなたにしてもらいたい事があるんだけど?それでどう?」
吹石「え…そ、そのしてもらいたいこと、って…?」
京香「ふふ、それは後のお楽しみ♪で?どうする?」
吹石「ん…、う、ん…うん、わかった、やる。」
京香「そーう。じゃ、こっちへ来なさい」

吹石「き、京香さん…?なんで目隠し…?」
京香「いいからいいから。うつ伏せになって…そう。腰突き出して。」
吹石「京香さん?え、っと…これ、は…ひあっ!!?」
京香「ちゅっ…ちぅぅ…ちゅぱ、ちゅっ……」
吹石「いや…京香さん…ダメェっ、そ、こ、汚いっ…!!」
京香「くちゅ…くちゅっ…ちゅっ…」
吹石「いやぁっ…おし…おしりでっ…あぁぁっ!!」
京香「ふふ、イイ声…。さて、次は、と…」
吹石「きょ、京香さ、ん…こんな、おしり……っっつ!!!?」
吹石「な、なにッ…!!、お、大き…大きいの…!!」
京香「嫌がってるわりに、お尻ヒクついてるじゃない…。
ねぇ、瞳?イイんでしょ?瞳、感じてるんでしょ?ねぇっ!瞳!」
吹石「ち、ちがっ…!ひ、ひとみ…か、かず、えって、かず…」
京香「もっとほしいんでしょっ!?ひとみ!?言いなさいっ!!」
吹石「きょ、きょう、かさんっ……!!かず、かずみってっ…!!」
京香「だいじょうぶ、だいじょうぶよぉ、ちゃんと舐めたもの…ほぉら」
吹石「うあっ…!!ふ、はっ…!!!あ、あぁ、ああっ!!!!」
京香「ほら!いーでしょうっ!!!ほらっ!!鳴きなさいっ!ひとみっ!」
吹石「京香さんッ…!!お、お尻、おしりっ…くるしッ…!!」
京香「イイんでしょ!!!!それがイイんでしょ!!!!!
そんないい声出して!!気持ちいいんでしょっ!!!!!!!
ホラっ!ほらっ!!!!イきなさいっ!!!イきなさいぃぃっ!!!!」
吹石「い、い、いぎ、イぐぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!!!!!!!!!」

吹石・京香「んっ…んん、んぅ…んっ、んっ…ちゅぱ…」

吹石「はぁっ、はぁ…はぁ、はぁ…
京香さぁん、京香さぁん……」
京香「ふふ…とっても可愛かったわよ…。一恵…。」
★有名人系 > 吹石一恵× >
┣栗山千明A01
作者:メイ
■千明の調教〜前編〜


一恵は連日の多忙なスケジュールから開放され、久しぶりの休日を、部屋でのんびり過ごしていた。

丸一日自由な時間なんて滅多にない事だし、久々にショッピングにでも出掛けようかな?と 上機嫌で身支度をしていると、突然携帯が鳴り出した。相手はマネージャー。なんとな〜く嫌な予感がする。

突然の仕事とか、勘弁してよね・・・。

本当に久しぶりの休日。出来れば誰にも邪魔されたくない。
少し煩わしい気持ちを抱えながら、それでも明るい声を徹して電話に出た。

『おはようございます。』

一恵の挨拶を聞いていないのか、マネージャーからの挨拶はなく、 その代わりとても興奮した様子でこう言った。

『一恵!!ぶ・・・ブィッグニュースなの!!!!』

『?』

マネージャーのあまりにも嬉々とした声色と大声量に、何の事だかサッパリ見当もつかない一恵は、 とにかく落ち着いて。と声を掛ける。

『一体、何があったんですか?』

すると、マネージャーは一息つき、驚かないでよ?と嬉しそうに話し出した。


『今期にクランクインする栗山千明ちゃん主演の映画、あったでしょ?』

『ハリウッドの、ですよね?』

『そうそう、それ。実はさ、あれ千明ちゃんの意向で降板になったんだけどさ』

『そうなんですか。』

『で、話は急展開しちゃうんだけど!!!』

『・・・?』

『我が吹石一恵が代役を勤めることになりましたーーー!!!』

『ええぇぇぇぇぇぇっ!!!!???』

思ってもみなかった展開に、胸が高鳴り頭がくらくらする。
そんな事ってアリ!!??嬉しい!!!やばいよ!!
一恵は、ピョンピョンと飛び跳ね喜ぶと、ふとダイニングに立て掛けられた鏡に映る 自分の姿を見て、浮かれすぎている事に赤面した。一度咳払いをし、 飛び出そうな心音と共にマネージャーの言葉を待つ。


『一恵、これはビッグチャンスなんだから。もちろんやるよね?』

『はい!!もちろん!!やらせてください!』

『そうでなくちゃ♪』

その後、2、3歓喜とも奇声ともつかない言葉を交わしマネージャーと電話を切ると、 一恵は何度も自分のほっぺをつねり、夢じゃない事を確かめた。 こんなに気分がいい日はない。自分の事を、製作サイドが認めてくれてるんだ。 なんとしてもいい物を作らなきゃ。
ショッピングに出掛けることも忘れ、 あれこれと考えていると、一恵はふとある事に気が付いた。

『そういえばこの映画、続き物だったんだよね・・・。』

栗山千明が辞退した今回の映画の第1作目は、彼女が抜群にはまり役だった。
数奇な運命をたどる少女と、人には言えない過去を持つ男との 運命的な出会い。そしてそこに芽生える、危なくも切ないラブストーリー。

一恵は途端に不安に駆られた。あの映画は、栗山千明以外ありえないと 誰もが口々にそう評価していたから。その映画自体、とても多くの 謎に包まれたアウトローな作風。ミステリアスな雰囲気を持つ栗山千明は、本当に適役なのだ。
笑顔が可愛いだとか、明るいイメージが売りの自分に、果たして代役が務まるんだろうか?

・・・でも・・・やらなきゃならない。いや、やるしかないんだ!

改めて、強い決意を抱いた瞬間。玄関のチャイムが鳴った。


・・・・!!??

一恵は、インターフォンのモニターに映るその人の姿に、忽ち困惑の色を浮かべた。


そこにいたのは・・・長く艶やかな黒髪を靡かせ、一点の無駄もない美しい顔立ちの・・・ あの栗山千明。本人だった・・・。映画を辞退したはずの彼女が、何故ここに?

嫌な胸騒ぎがする。でも、出ないわけにもいかない。受話器を取らずに、そのまま玄関のドアを開けると、
不敵な笑みを浮かべた栗山千明が、こんにちは。と丁寧に挨拶をする。

『こ、こんにちは。・・・あ、あの・・・。』

もしかして、代役のこと?今更キャンセルの申し出とか・・・ないよね?
不安でいっぱいの一恵の声は、少し上擦っていた。
そんな一恵の心中を見透かすように、千明がフッ・・と微笑を浮かべる。

『一恵さん、心配しないで。あの役はあなたにあげるから。』

敵対心でもなく、馬鹿にしたような感じでもないが、どことなく 上から物を言われているような感覚に陥る。
住所は調べて来たんだろう。いや、でも。なにが目的で?その意図が分からずに体が強張る。

一恵が何も言えずに黙っていると、徐に千明が話し出した。

『あの役ね、私からあなたを推薦してみたの。』

『・・・え?』

予想もしなかった言葉に、一瞬戸惑う。千明さんが?私を?なんで?

『あなたとは、共演した事はないけど前からずっと気になってたのよ。 あなたは私が大好きな女優さんなの。だから、ね。ご挨拶にきたの。』

その一言で話が読めた気になり、一恵は一気に安堵感が込み上げて、心なしか顔に覇気が戻っていた。

『そうだったんですか。・・・あの、でも・・・私なんかでいいんでしょうか・・・?』

恐縮しながら俯く一恵の側に、千明が近づく。

『あなたなら大丈夫よ。』

そう言うと、千明はそのしなやかな指先で一恵の髪をふわりと掻き揚げた。

『そんな事より・・・』

『!?』

一恵は戸惑う間もなく千明に唇を奪われた。柔らかくて暖かい唇が重なり合う。

『・・・あの、千明さん!??』

美しく整ったミステリアスな千明の眼に見つめられ、思わず赤面してしまう。
何がなんだか分らず、軽いパニックに襲われていると、またキスをされた。
今度は千明の柔らかくてぽってりとした舌が侵入してきた。

『・・・や・・・』

『嫌なの?一恵ちゃん。』

目の前の現実に混乱しながらも、あまりにも妖艶なオーラを放つ千明に 身動ぎできずにいると、千明の冷たい手が一恵の首筋に優しく爪を這わせながら撫でる。
ゾクゾクと敏感に感じる一恵を抱き寄せると、千明は耳に触れそうなほど近くで囁いた。
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┗栗山千明A02
作者:メイ
『さっき、気になってたって言ったでしょ?・・・ずっとね、こうしたかったの。 あなたを見つけた日から、ずぅーっと。』

その一言に、体中が熱くなる。それと同時に、込み上げる不安に足が竦む。
それでも、一恵は拒む事をしなかった。

・・・・・・・・・既に千明の美しさに魅了されてしまっていたから。

『一恵ちゃん、触っても、いい?』

一恵が葛藤する理性とは裏腹にコクンと頷くと、千明は一恵のTシャツをそっと捲り上げて、 悪戯に胸をペロンっと舌で舐め、片方の手で乳房を優しく揉みたぐした。

『・・・・あぁ・・・』

思わず声がでてしまい赤面していると、千明はまた細く笑みを浮かべる。

『一恵ちゃん、受け入れてくれてるの?・・・すごく嬉しい。』

徐にブラをずらして乳首を優しく吸い上げる。チュパッチュパッと わざといやらしい音を立てて両手で一恵の胸を寄せ、丁寧に愛撫する。 敏感に反応してツンと立った乳首をコリコリと指の腹で乳首を遊ばせる千明。

『ん・・・あぁ、ち・・・あきさん・・・』

さっきまで確かに残っていたはずの理性にノイズが掛かり、いつの間にか一恵は千明の頭を両手で包んでいた。 一恵はいつしか、自らベッドに千明を誘導させていた。 そんな一恵に興奮したのか、千明は一恵のズボンをスルスルと脱がすと、ショーツの上から指を滑らせる。

『・・・はぁ・・・ん・・・や・・・そこは・・・』

『そこは、何?一恵ちゃん、感じてるんでしょ?もっと声聞かせて』

千明は意地悪にそう言うと、小さく膨らんだ肉芽を遊ばせるように 何度も指でなぞる。ショーツの上で蹂躙する千明の指に熱が篭る。

『いけない子ね。こんなにお汁が出ちゃってる。染みになってるよ?』

『・・・あっ・・・いや・・・恥ずかしいです・・・』

一恵が耳まで真っ赤にしていると、千明は綺麗な目を細めながら 一恵の足の奥に顔を埋めて、内腿からゆっくりと舌を滑らせた。

『あぁぁ・・はぁ・・あん・・・・千明さん・・・・・』

千明は一番熱くなった所を焦らすように、何度もそこには触れないギリギリの所を舌で往復させると、 指でショーツを片方からずらし、ヌラヌラと蜜で溢れて熱くなった一恵の秘部を 口で包み込んだ。優しく、ネットリと舌で円を描く。

『・・・んぁっ!!・・・っ!!・・・』

眉を歪ませ、恍惚の表情を浮かべながら千明の髪を撫でまわす一恵。

『んふ・・・美味しい。一恵ちゃんのここ、すごく美味しいわ。』

チュプチュプといやらしい音を立てながら肉芽を吸い上げ、丁寧に舐めまわす千明の下で、身体を捩らせ身悶える一恵。

『ひぃぃ・・・ん・・・あぁぁっ!・・・千明さん!すごく・・・いい!気持ちいいですぅ!』

『もっと乱れていいのよ。もっと感じて。一恵ちゃんの喘ぎ声、すごく可愛い。』

愛密で溢れた密壷に指を二本滑らせると、千明は容赦なく一恵の肉壁を交互に擦った。

『アァァァァッ!!すごいぃっ!ん、ふぁぁ!!!!わたし、変になっちゃう!!』

『まだイクのは駄目。もっと楽しませてくれなきゃ。それにしても一恵ちゃんのここ、 すごくいやらしい。ホラ、こんなに指に吸い付いてる。』

静かな声で詰るように言葉責めをする千明に、一恵の身体は更に熱く燃上がる。

クチュクチュと執拗に音を立てながら素早い動きで一恵の密壷を支配し、紅くぷくっと立った 肉芽を唇で優しく啄む。時々柔らかい舌でクルクルと弧を描くように撫でながら、 そんな千明もまた、自身をグショグショに愛蜜で濡らしていた。

『千明・・・さんっ!わたし・・・もうっ・・・!!!』

『いいわ。一恵ちゃん。わたしの顔に乗って!』

2人は体勢を変える。その間も千明は一恵の愛蜜に塗れながら容赦なく責めたてる。
一恵は両脚をM字に広げ、自分の恥部を千明の顔にあてがう。
千明は目の前の大きく広げられたワレメから舌を移動させ、ヒクつく菊の花びら に舌を這わせた。

『ひゃぁっ・・・!!そこは・・・んっあっ・・汚れて・・・ダメですぅ・・・ !』

『大丈夫よ。一恵ちゃんが欲しいの。全部。』

そう言うと、千明は一恵の菊を丁寧に舐めながら、ゆっくり舌でピストンさせた。
次第に緩む花びら。涎をたっぷりと付けて、今度は指を少しずつ挿入していく。

『いやぁ・・・あっ・・・気持ちいいっ・・・!』

千明は菊の奥を優しく掻き混ぜながら、前の口にも指を入れ、さっきよりも強く 吸い上げて肉芽を舐め回した。

目の前には大きな鏡。 あぁ・・・なんていやらしい格好なの?こんな恥ずかしい事をしてるなんて・・ ・

目の前の破廉恥な姿を晒す一恵は、損な自分と千明のツボを得た愛撫に一層感度が増し、 少しでも気を抜くとすぐにでも果てそうになる。

『んっ・・・あぁっっ・・・!!千明さん・・・お願いします!!
もう・・・ダメぇ・・・!!!』

一恵がそう言うと、千明は顔を左右に振わせ、前と後ろをぐちゃぐちゃに掻き混ぜる。
一恵も、無意識のうちに千明の舌に自分の肉芽を擦り付ける様に腰を振る。

『いくっ!いぐぅぅっ!ア゛ァァァァッ!!!』

『んぐっ・・・。』

両方の穴の奥をビクンッビクンッと痙攣させ、昇天した一恵。ただその瞬間。
一恵は顔面蒼白になった。あまりの快感に、漏らしてしまっていたのだ。

『あらら。』

『あ・・・あのっ!どうしよう・・・私・・・』

放尿してしまった恥ずかしさと焦りで耳まで真っ赤にしながら、不安で目に涙をいっぱい溜める一恵。

千明の口に入ってしまったに違いない。どうしていいか分からず、身を震わせ啜り泣く一恵に 千明が寄添うと、一恵の髪を優しく掻き揚げ、耳元で囁いた。

『一恵ちゃん、泣かないでいいのよ。だけどお漏らしは駄目ね。お漏らししちゃう悪い子はお仕置しきゃ・・・ね。』

一恵がふと顔を上げると、これまでとは全く違う千明の表情がそこにあった。

何かを企むような千明の鋭い眼光に、一瞬にして凍り付く。

だけど、もう・・・ 千明から逃げる事を、一恵自身も望んではいなかった。

『一恵は悪い子ですって言ってごらん。』

『・・・一恵は・・・悪い子です・・・。』

『今からお仕置きしなきゃ。そうよね?』

『・・・はい。』


そう言って、一恵は目を輝かしてみせた。   
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