有名人百合系SSまとめ
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┗由利×七D01
作者:不明
「もういいでしょ?」
「ね、もうちょっとこうしたい」と七はアルコールの吐息とともに言った。
柔らかな日差しがベッドに射し込む。
「もう朝だよ」と由利はため息交じりに言う。
「もう帰りたい」と由利は呟いた。
「おねがい・・・」
由利は七の表情を盗み見た。カーテンからの木漏れ日が七の黒髪に映りティアラを戴せているようだった。
由利はA crownって思わず声になって言ってしまった。
「ん?暗くして?って言ったの?」
由利はうんと答えた。
カーテンは隙間なく閉じられた。
私はそれ以上覗き観ることなくそこを後にした。
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